飯豊連峰 飯豊本山 (2,105m) ・ 大日岳 (2,128m)
1.山 行 日 : 平成19年7月20日・21日・22日 2泊3日
2.歩行 時間 : 2日目 8時間30分
3.所要 時間 : 9時間15分 歩行距離 : 15km
【コースタイム】
2日目
5:50 6:15 6:45 7:30
7:50/8:05 8:15
切合小屋 → 草履塚 → 御秘所 → 水場 → 本山小屋 → 飯豊本山山頂 →
9:40 9:40 11:25/11:35 13:00 14:50
15:05
駒形山 → 御西小屋 → 大日岳 → 御西小屋
→ 飯豊本山 → 本山小屋
![]() |
@ 草履塚 6:15 4時に起床すると雨が降っていた。朝食は小屋の土間でラーメンを作り食べる。山で食べるラーメンが美味かった。雨はやみそうに無いが5時50分に雨具を着て小屋を出発。歩き始めると登山道脇にヨツバシオガマ、センジュカンビなどが咲いていた。登り始めて最初のピークの草履塚に出た。 |
A 姥権現 6:35 飯豊本山は伝説によると昔は女人禁制の山であったが女性がここまで登ってきたが地蔵になったという。 |
![]() |
![]() |
B 飯豊本山 8:15 姥権現を過ぎるとまもなくクサリ場のある御秘所となる。濡れた岩場を慎重に通過する。ここからはジグザグな御前坂への急な登りとなり登り切ると一ノ王子で水場が右下にある。この先に本山小屋がある。小屋にザックを置き飯豊山神社に参拝しサブザックで飯豊本山を目指す。山頂へは緩やかな登りで10分で到着した。雨で展望は無い。 |
飯豊本山からはハイマツ帯の緩やかな稜線歩きとなる。登山道脇にはチングルマやハクサンイチゲ、ニッコウキスゲ、コバイケソウなどが一面に咲いている。 | ![]() |
![]() |
登山道脇に咲くコバイケイソウ 飯豊山の高山植物は一面に咲く花々の規模が違う。とにかく素晴しいの一言です。 |
C 御西小屋 9:40 飯豊本山を後に駒形山のピークを下ると道標があり左の尾根を進む。ガスで先が見えず直進してしまい登り返してしまいました。玄山道分岐の辺りは道の両側にチングルマが咲いていました。御西岳を登るとまもなく御西小屋だ。ここは北股岳への分岐となっている。 |
![]() |
![]() |
御西小屋の裏手にミヤマキンポウゲが一面に咲いていた。 |
御西小屋を後にいよいよ大日岳への稜線歩きとなる。途中大雪渓があり慎重に登る。雪渓の端に雪解けを待っていたようにショウジョウバカマやシラネアオイが咲いていた。 | ![]() |
![]() |
登山道の左側は雪渓が残り、右斜面は花畑が続く快適な登山道。大日岳が目の前に迫ってくる。 |
D 大日岳山頂 11:25 御西小屋から1時間45分でようやく飯豊連峰の最高峰大日岳に到着した。前回もガスで展望できなかったが今回も展望できない。この時期の登山は仕方ないですね。 |
![]() |
![]() |
E 本山小屋 15:05 今日のコース切合小屋から大日岳に登り本山小屋まで戻る15kmを雨の中様々な花に出会え、雪渓歩きと変化にとんだ山歩きでした。小屋の管理人さんが昨年は三国岳避難小屋に勤めていたが今年は2日前から登って来たと言い、普段は山岳ガイドをしていると話していた。本山小屋は部屋にガスが使用できる調理台がありここでアルファー米の赤飯と山菜おこわとラーメンで夕食をとる。小屋の350の缶ビールが1000円するが前回は23缶飲んだが今回は遠慮して5缶で止め、食後は山談義や世間話で盛り上がりった。 |
【2日目山行記録】
2日目