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山の用語集     
アプローチ 駅やバス停などから登山口までの山麓の道。
頭(あたま) 谷や沢の源にそびえる小さな峰のこと。「かしら」と呼ぶ事もある。 
鞍  部 二つの山の間にあって馬の背の鞍を置く場所のように低くなっている所で峠、乗越になっている所もある。またコルとも呼ばれることもある。
浮  石 石が積み重なって不安定になっていること。不注意に手をかけたり、足を乗せたりすると落石を起こしたり、転落する事があるので注意する事
右  岸 川、沢の上流から下流をみて右側のこと。
赤布(赤会符) 山で迷いやすい所に目印の為につける短冊のこと。(赤テープ)
エスケープルート 事故や天候の急変などにより予定どうりに行動できない場合の逃げ道。
お 花 畑 山の平坦地や斜面に高山植物が群生している所。      
尾  根 山頂から張り出した峰。
岩  稜 岩場の稜線
ガ  ス 霧のこと。
山頂直下の平坦な場所。谷川岳の肩の小屋、槍ヶ岳の肩の小屋
カ ヤ ト 山や野原でカヤの生えた草原状の平地の斜面。          
ガ レ 場 崩壊した斜面で石や岩石が散乱しているところ。落石などの注意が必要。
キレット 峰と峰を結ぶ稜線で深く切りこんでいる所。
鎖  場 岩場や急斜面で安全のため鎖がある所。
けもの道 動物の通り道でかすかな踏みあと程度の道。迷い込まないこと。
ケ ル ン 登山の道しるべとするために積み上げられた石のこと。   
源  頭 沢の源流部から稜線にいたるまでの一帯のこと。
コースタイム 登山、ハイキングに要する時間のこと、休憩時間は含まないので余裕を持つこと。
コンパス 方位磁石の事でオリエンテーリング用の物が使いやすい。    
左  岸 川、沢の上流から下流をみて左側こと。
ザ レ 場 崩壊した斜面で細かい砂利や小石の積もっているところ。
川の上流で山の谷を流れる川のこと。普段は水の流れない涸れ沢もある。     
三 角 点 測量の基準点で一等から四等まである。山頂などの展望の良い所にある場合が多いい。
三角点と刻まれている方向が南側である。      
山座同定 山頂や見晴らしの良い所で周囲の山名を確認すること。
磁  北 磁石の指す北のこと。地図上の北より西にずれている(西偏6〜7°)
主  稜 その山域の骨格を成す尾根のこと。
支  稜 枝尾根のこと。
スパッツ 雪や雨、小石などが靴の中に入るのを防ぐために着けるカバーのこと。
双 耳 峰 二つの山頂を持つ山のこと。谷川岳、燧ヶ岳、筑波山
地 形 図 国土地理院発行の地図で、2万5千分の1、5万分の1の2種類がある。
地 勢 図 国土地理院発行の地図ので、20万5千分の1地図をさす。
直  登 急な斜面をジグザグに登らないで真直ぐに登ること。
地  塘 湿原に点在する小さな沼のこと。             
ツエルト 非常用の簡易テントのこと。
吊り尾根 二つのピークの間で、吊り橋をかけたように緩やかな弧を描いた稜線。
テントサイト テントを張れる場所。自然保護のために決められた場所以外には張れない場所もある。
道が尾根を越える所で多くの場合鞍部にあり、昔から道が通っている所が多いい。
登 山 口 山の登り口のこと。
登 山 道 登山、ハイキングで歩く道のことで、車道と区別される。
トラバース 斜面を横断、横切ること。
ピ ー ク 本来は頂上のことだが、山頂だけでなく稜線上の突起を含めて呼ぶことが多いい。
ビバーク 予定しない場所での簡単な装備(ツエルト等)で寝泊りすること。
ブッシュ 笹や潅木などのやぶのこと。
巻 き 道 急斜面やガレ場、岩場、ピークなどを避けてつけられた道。
水  場 沢や湧水があり水が得られる所。
木  道 湿原やお花畑などの保護のために木、板などを敷いた道。
ヤブコギ 小さな細い木や笹などが茂ってて歩きにくい所や昔は道だったが歩く人が少なく草木が
生い茂った所をかいくぐって行く事。
やせ尾根 細く切り立った尾根で、岩稜になっている場合が多い。
稜  線 尾根のこと。
林  道 山の管理、木の伐採のときにつけられた車の乗り入れられる山道。
ル ー ト 進路、道筋の事。
ルートファイン    ディング 正しい道を見つけ出すこと。経験や感が必要な場合もある。また地図やコンパスを頼りに見つける場合もある。
雪  形 残雪が作る模様で、雪の残っている部分を見る白い雪形、雪の解けた部分を見る