薬師岳

	①　折立駐車場　　６：３０６時のゲート開通を３台目で通過し３０分で折立の駐車場に着いた。準備をし７：００分に登り始める。
折立登山口
	登山口には自動販売機と休憩室がある折立フュッテがありトイレも整備されている。早立ちするには前日に折立に来る登山者も多いいようだ。
折立フュッテの先に登山口がある
	②　三角点　8：30 折立からは樹林帯の急な登りとなるが1：30分で三角点に着いた。ここは展望が一気に開ける。立山連峰や薬師岳が見えた。
三角点
	昨年登った剱岳が望めた。
三角点から見る剱岳
	三角点からはなだらかな草原の登山道となる。所々木道や石を敷き詰めた道が太郎平小屋まで続く。京都から来たと言う単独行の男性はようやく夏休みがとれ黒部五郎岳から新穂高温泉に縦走すると言い今回の山行が楽しみだと話していた。北アルプスは縦走するのが一番ですね。しかし今日は薬師岳へのピストンでノンビリ山を楽しめれば良い。
緩やかな登山道
	三角点から１５分も登ると有峰湖が見える。遠くに白山もみえた。
有峰湖
	太郎平小屋までは緩やかな登山道で初心者でも安心して登れる山だ。
稜線の登山道
	③　太郎平小屋　11：00 登り始めて4時間で太郎平小屋に着いた。ここは薬師岳をはじめ黒部五郎岳、雲の平、鷲羽岳などの登山基地となっている。広場では大勢の登山者が休んでいた。ここでは有料の水場がある。
太郎平小屋
	太郎平小屋で昼食を済ませ11：40分に薬師岳を目指し出発した。薬師峠までは木道の登山道を歩き25分で着いた。
薬師峠への登山道
	薬師峠はキャンプ場があり水場もある。ここで水を詰め石がゴロゴロした涸れた沢を登る。ここは結構急な登りでありゆっくり登ろう。
涸沢の急登り
	薬師峠から30分で沢を登り切ると展望が開け振り返れば太郎平小屋が見える。
太郎平小屋が見える
	沢の上部に出るとガレ場となりさらに登り詰めるとケルンのある薬師平となる。
薬師平のケルン
	薬師平を後にすると薬師岳が目の前に見えてきた。登山道脇にはチングルマやヨツバシオガマが咲いていた。展望を楽しみながら稜線への最後の登りとなる。
薬師岳が真近に見える
	④　薬師岳山荘　　13：55 　稜線に出るとまもなく薬師岳山荘に着いた。山荘で宿泊の手続きを済ませ薬師岳に登る。
薬師岳山荘
	山荘の脇から緩やかに稜線を登り詰めると昭和38年1月に愛知大学の冬山合宿に参加した13人が全員遭難した慰霊のケルンがある。稜線に出ると冷たい風が吹いていた。山頂はさらに稜線を15分ほど登る。
薬師岳への登り
	⑤　薬師岳山頂　14：05 　薬師岳山荘から50分で山頂に着いた。山頂には薬師如来を祭る祠がある。
薬師岳山頂
	山頂からの展望は素晴しいの一言だ。

	北アルプスの山々が見渡せる。鹿島槍ヶ岳や爺ケ岳、針ノ木岳など後立山連峰の山々が手に取るように見える。
左奥が鹿島槍ヶ岳
	雲ノ平の奥に槍ヶ岳が見える。今まで長野県側から見ていたが裏側から見るのは初めてだ。
槍ヶ岳
	南には槍ヶ岳から穂高岳が見える。
穂高岳
	西側には黒部五郎岳とその奥に笠ケ岳が見える。
黒部五郎岳と笠ケ岳
	山頂での展望を楽しみ薬師岳山荘に35分で下山。山荘前のベンチでビールで乾杯し夕食まで歓談する。小屋は満室に近かったが布団１枚に寝ることが出来き夕食後は７時には爆睡した。