2015-.24 A

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池ノ平小屋        14:00

平ノ池 (剱池)

二股           10:30  

真砂沢ロッジ     8:30

朝日を受ける剱岳

2日目は剱沢小屋から剱沢雪渓を下り仙人フュッテまでのルートを歩きます。仙人池から見る剱岳・八ッ峰の展望を期待して、紅葉がすばらしい山岳風景を楽しみ、仙人峠から池ノ平まで足を延ばしてきた。

剱沢小屋(6:10 )→ (7:00)剱沢雪渓出合(8:30) → (8:30)真砂沢ロッジ(8:45) → (10:30)二股(11:00)→仙人新道→

(12:10)ベンチ → (13:25)仙人峠(13:30) → 14:05)池ノ平小屋(14:20) → (15:00)仙人峠 → (15:20)仙人フュッテ

【2日目 コースタイム】


仙人池から見る裏剱は写真家の撮影スポットとして有名な場所で、仙人フュッテはNHKの「山に生きる」のドキュメントを見て何時は仙人フュッテに泊り、仙人池から裏剱の写真を撮ることが夢でしたので今回念願がかなって、ツアーに参加したが仙人池に着いた時は曇り空で紅葉もイマイチと諦めていたが夕食を食べていると突然夕陽を受け赤く剱岳が焼けてきた。急遽カメラを持って仙人池に駆けつけ写真を撮ったが、一瞬の出来事で少し遅れた写真でしたが大自然の美しさに出会え大満足の仙人池でした。カメラマンの人が真っ先に駆けつけ撮った写真は本当に幻想的な赤く焼けた仙人池と剱岳を映し出していた。また仙人フュッテの名物おばさんの志鷹に会いたかったが現在は体調崩しお孫さんが引き継いでいました。ここまで来るのは大変な場所ですが皆さんやさしく対応していただきました。

池ノ平小屋で10分ほど裏剱を堪能し仙人峠に戻る、振り返れば池ノ平山が見える。仙人峠からは鹿島槍ケ岳と左に五竜岳が一望できた。

池ノ平小屋の主人が池ノ平から見た裏剱について、案内図で左から1峰・2峰・3峰・4峰・5峰・6峰・7峰・チンネ・小窓王と続きチンネの手前の雪渓がモンローの唇だと説明してくれた。また池ノ平小屋の裏手から天気が良ければ日本海の漁火が見ると話していた。

池ノ平小屋で見せた裏剱案内図

裏剱の絶景

紅葉の仙人新道を登る

二股から2時間30分で仙人峠に着いた。眼下に仙人フュッテが見える、13:30分とまだ時間があるので池ノ平小屋まで足を延ばした。峠から山腹を巻くように下ると池ノ平に30分ほどで池ノ平小屋に着いた。

剱沢の夏道を1時間ほど下ると剱沢雪渓に出た。アイゼンを着用して雪渓を緩やかに下る。剱岳の山容が少しづつ変化して見える。

剱沢雪渓を下ると平蔵谷と長次郎谷への雪渓が現れる。雪渓にクレパスやスノーブリッジがありを慎重に通過する。雪渓を1時間30分ほど下ると真砂沢ロッジに着いた。

剱沢を下る

裏剱と仙人池から黒部峡谷・水平道

三ノ窓雪渓にて      10:40

二股を過ぎると三ノ窓雪渓が見えてきた。この雪渓は700年前の氷が発見され日本で唯一の氷河と言われている。ここから仙人峠に向け登りとなる。

平ノ池は池ノ平小屋から10分ほど下った場所にあり池越に見る裏剱岳は絶景だとのこと。池ノ平小屋に着くと小屋前で休んでいる登山者がいて今日朝一番で立山から室堂に入り池ノ平まで来たと言っていた健脚な人ですね。池ノ平小屋から池ノ平山へは1時間20分ほどで登れ山頂下は展望が開け多くの高山植物が咲く裏剱の絶景ポイントだと言われている。

仙人峠へは今日のコースで初めての登りで、まずは急な登りとなる。途中にベンチがあり真紅のナナカマドと岩峰の剱岳が見事だ。振り返れば針の木岳が見える。.

【登山地図】   剱沢小屋〜真砂沢ロッジ〜仙人フュッテ

3日目へ


仙人フュッテに15:20分に到着。紅葉の裏剱岳を堪能しながらの今回のコースは大満足の山旅が出来た。

仙人池から見る裏剱

仙人池にて

仙人フュッテと後に鹿島槍ケ岳と五竜岳が見える

池ノ平山

真砂沢ロッジはすでに閉鎖していた。この辺りの紅葉も美しい。15分ほど小休止し出発した。真砂沢ロッジからさらに標高を下げながら剱沢の河原を浮石に注意しながら進む。途中にクサリ場があり左岸をへつる所もある。1時間ほど下ると二股の吊橋に出た、この橋の桟橋は雪の荷重から橋を守るために冬には間もなく撤去されると言う。

【2日目山行記録】

仙人池に映る夕陽に焼けた裏剱

夕焼けの剱岳

剱沢雪渓の終点真砂沢ロッジ

平蔵谷出合いの雪渓

池ノ平小屋

仙人峠から見る仙人フュッテ

針ノ木岳とスバリ岳

紅葉のナナカマドと剱岳

朝はさすがに寒い、朝日を受け紅葉した剱岳が美しい。防寒着を着て6:10分に剱沢小屋を出発した。小屋の前から岩が露出したを剱沢の右岸を下る

雪渓を快適に下る皆さん

剱沢雪渓