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  大雪山系・旭岳〜トムラウシ山縦走

  大雪山は大雪山国立公園にある山々の総称で北大雪、表大雪、東大雪、十勝連峰に分けられている。念願の大雪山縦走は表大雪に区分される旭岳から東大雪のトムラウシ山を経てトムラウシ温泉まで歩く人気のコースで約45kmのロングコースを避難小屋泊りで大雪山の大自然を満喫できる山旅です。ツアー登山で2009年7月14日〜16日に低体温による大量遭難事故(ツアー客7名、ガイド1名)があった同じ日程・コースを歩いてきた。

1日目  :  姿見駅→旭岳→間宮岳→北海岳→白雲岳避難小屋 (12Km)

2日目  :  白雲岳避難小屋→高根ケ原→忠別岳→五色岳→化雲岳→ヒサゴ沼避難小屋 (17Km)

3日目  :  ヒサゴ沼避難小屋→北沼→トムラウシ山→前トム平→コマドリ沢出合→カムイ天上→トムラウシ温泉 (16Km)

旭岳は雨の中、写真を撮り早々に後した。一旦下ると雪渓がるがアイゼンは必要ない。裏旭キャンプ場に下り間宮岳に向け登り返し雪渓を過ぎるとキバナシャクナゲの群生して咲いている。時々ガスが晴れ展望が開けるがすぐガスが掛かる。緩やかな坂を登りと平坦な道になり間宮岳に着いた。

2日目へ

1.山 行 日 :  平成24年6月23日(土)〜25日(月)  
2.山    域 :  大雪山系
3.歩行 時間 : 
1日目 :  5時間55分    所要時間  :  6時間15分
            2日目 :  9時間35分     所要時間  : 10時間10分
            3日目 : 12時間00分    所要時間  : 13時間45分
4.同 行 者 :  13名 (クリーンクラブ) 

【1日目コースタイム】  天候:雨    標高 : 姿見駅(1600m)・ 旭岳(2290m)・間宮岳(2185m)・北海岳(2148m)

伊勢崎市役所(3:50)⇒館林IC⇒(東北道)⇒(6:35)羽田空港(7:55)==JAL1103==(9:35)旭川空港(10:00)⇒バス⇒

(10:50)旭岳温泉(11:15))・・・・(ロープウエー)・・・(11:25)姿見駅(昼食)(11:40)→(11:55)姿見ノ池(12:00)→(14:05)旭岳(14:10)→

(15:20)間宮岳(15:25)→(16:10)北海岳(16:10)→(17:25)白雲岳避難小屋分岐(17:30)→(18:00)白雲岳避難小屋

エゾオヤマノエンドウ

16:10 北海岳山頂にて

間宮岳山頂は平坦な所に道標が立っていた。間宮岳からは荒井岳や松田岳というあまりピークが分からない小ピークを歩くと北海岳の山頂だ。

北海岳は黒岳、白雲岳への縦走路の分岐点となっている。白雲岳へはここを右に折れ北海平という風衛地に向かって下って行く。アップダウンの少ない平坦な登山道は晴れていれば雄大な山並みを見ながら歩く快適なコースであるが相変わらずガスが晴れたりかかったりの連続です。それでも露に濡れた花々を見ながら歩くのも楽しい。

トムラウシ山から見る左の旭岳

白雲岳・白雲岳避難小屋分岐

裏旭岳が姿を見せた

平坦な登山道

18:05  白雲岳避難小屋

白雲岳避難小屋に向け下る

エゾノハクサンイチゲ

分岐からは白雲岳をパスして避難小屋に向け下る。雪渓を下ると小高い丘の上に建つ白雲岳避難小屋が見えてきた。姿見駅から6時間でようやく宿泊地の白雲岳避難小屋に着いた。(収容人員60名、素泊まり1000円) 先客は4名でした。食事はアルファー米と味噌汁をリーダーに作ってもらい食べ早々に寝たが雨で気温も下がり薄い寝袋では寒くダウンを着こんで寝た。


姿見の池までの登山道脇にエゾコザクラやキバナシャクナゲが群生してた。姿見ノ池はまだ雪で埋まっていた。ここから旭岳山頂までは今回の縦走で一番きつい2時間の登りとなる。時々雨脚が強くなる中、エゾツガザクラなどの高山植物を足元に見ながらゆっくり登った。

雨の中、我々の前に20名程のツアー登山者が登って行き後に続く。旭岳は2008/9/14にクラブ例会山行で登った時は晴れて良く見えたが、今日は雨で旭岳を見ることが出来ない。

11:40 雨の中登山開始

エゾコザクラ

          姿見駅


【山行記録】

今回の縦走は登山者に人気のコースだが2泊の避難小屋泊りと長距離のため高崎の≪クリーンクラブ≫のツアー縦走企画に参加した。リーダー・サブリーダーと一般参加11名の13名で歩いてきた。姿見駅で昼食を摂り11:40分に雨の中スタートした。

14:05  旭岳山頂にて

エゾノツガザクラ

11:55  姿見ノ池

間宮岳が見えてきた

キバナシャクナゲが一面に咲いている

間宮岳に向かうと雪渓がある。