谷川岳〜万太郎山縦走
1.山 行 日 : 平成18年11月4日(土)
2.歩行 時間 : 8時間
3.同 行 者 : 単独
4.コ ー ス : 天神尾根〜谷川岳〜オジカ沢の頭〜小障子の頭〜大障子ノ頭〜万太郎山〜土樽駅
【コースタイム】
6:25 6:50/7:00 7:10 7:40/7:45 8:45 8:55/9:05
土合駅 → ゴンドラ土合駅 → 天神平 → 熊穴沢避難小屋 → 肩の小屋 → 谷川岳 →
9:10/9:20 10:05/10:10 10:55/11:00 12:10/13:00 13:55
肩の小屋 → オジカ沢ノ頭 → 大障子避難小屋 → 万太郎山 → 大ベタテノ頭 →
15:25 16:10/18:12 18:22
谷川新道分岐 → 土樽駅 → 土合駅
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@ 土合駅 6:25 自宅を4:45分に出発。関越道を走り水上ICより水上町を抜け土合駅に6:00に到着した。今日は土樽駅まで縦走し土合駅に戻るためここに駐車しロープウエー土合駅まで歩く。 |
土合駅 | |
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前回は西黒尾根から谷川岳に登ったが、今日はロープウエーで天神平に登り谷川岳を目指す。肩ノ小屋手前のガレ場の階段は登りづらい。あいにくガスで残念だ。しかし今日の天気は曇りのち晴れの予報だ。山の天気は難しい、昨日は快晴だったと言う。 |
肩ノ小屋直下の階段 | |
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A 谷川岳山頂 8:55 天神平から1時間35分で登れた。なれた登山道で時間を稼げたがガスで今日も展望出来ない。山頂には3名の登山者がいた。肩ノ小屋に戻ると続々と登ってくる。縦走するのは私一人だけのようだ。 |
オキノ耳にて | |
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B オジカ沢ノ頭 10:05 縦走路に入ってもガスで展望がない。引き返そうと迷ったが天候の回復を期待してここまで来た。途中登山者に出会ったのは2人だけ。さすが一般登山者は歩かないコースだ。登山道はここまでアップダウンはあるが特に危険な場所も無く来た。 |
オジカ沢ノ頭 | |
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オジカ沢ノ頭を過ぎるとガスも晴れこれから歩く小障子ノ頭から万太郎山への稜線にササの縦走路が一望でき谷川連峰の美くしさに感動した。しかしまだ万太郎山は遥か先に見える。 |
オジカ沢ノ頭から万太郎山を望む | |
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万太郎沢を挟んだ茂倉岳や右の一ノ倉岳もガスが晴れ見えてきた。昨年茂倉岳に登った時もガスで何も見えなく残念だったが今日は良く見える。 |
茂倉岳・一ノ倉岳を望む | |
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小障子ノ頭を過ぎると大障子ノ頭との鞍部に大障子避難小屋が見える。縦走者が良く利用する避難小屋です。延々と続く縦走路とザサの緑が草花の枯れた茶色とのコントラストが実に美しい。ガイドブックの写真の中にいる気分でした。 |
小障子ノ頭から大障子避難小屋を見る | |
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C 大障子避難小屋 10:55 ここまで2時間55分で着いた。1人だと結構早く歩いてしまうのかな?この避難小屋は6人ほど入れる広さで縦走者によく利用されている。谷川連峰の縦走路は幕営が禁止されています。水場は10分ほど下った所に有ると言います。 |
大障子避難小屋 | |
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大障子ノ頭から万太郎山への最後の登山道が見える。縦走路から見る万太郎はドッシリとした山でした。大障子ノ頭から一旦下り登り返す。 万太郎山への最後の登りは疲れたせいか足が重くなった。一歩一歩足を出す状態となる。 |
万太郎山への縦走路 | |
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今日歩いてきた縦走路が一望できる。手前のピークが大障子ノ頭でその奥がオジカ沢ノ頭、その左奥が谷川岳です。山頂はガスの中でした。 |
万太郎山から大障子ノ頭への縦走路 | |
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D 万太郎山 12:10 登り始めて5時間で、ようやく万太郎山に到着した。2年前に土樽から万太郎山をピストンした時に今度は縦走してみようと思ったことがようやく実現し感無量である。山頂には誰も居なく独り占めだ。仙ノ倉山の山頂はガスの中でした。、今日はガスを持ってきたので久し振りにお湯を沸かしラーメンを作り昼食にした。風が冷たいがラーメンが美味かった。 |
万太郎山 山頂にて | |
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万太郎山から土樽を目指し下山開始。大ベタテノ頭への縦走路が見える。このコースは余り歩かれていないので登山道が整備されてなく滑りやすいので慎重に下る。途中で仙台から来た単独行さんに出会う。昨日茂倉岳避難小屋に泊まり今日は茂倉岳から一ノ倉岳、谷川岳、万太郎山と縦走し土樽に下山し今日中に仙台に帰ると話していた。すごい健脚な人がいると感心。本人もさすがに疲れましたと話しながら、谷川岳は素晴らしい山でササ原の稜線に感動したと話し、今度は朝日岳に登りたいと言っていた。私も谷川岳は一歩奥に入れば奥深く雄大な山で大好きだ。 |
万太郎の下山路を望む | |
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E 土樽駅 16:10 谷川新道出会いまで登山道でここから土樽駅まで車道を歩きようやく土樽駅に着いた。ここから土合駅に戻る電車は18:12分。2時間ほど待つことになった。私の足では15:23分の電車には間に合わないので予定通りだが、ここから乗るのは結局私一人だけでした。 土樽駅から上りが6:33分に有るので、土樽駅に駐車し、この電車で土合駅に戻り縦走してくれば車で帰れて時間のロスが無かったのかと残念でした。駅に駐車していたワゴン車は谷川岳から茂倉岳と縦走してきたと話し帰って行きました。 |
土樽駅(無人駅) |
前から歩こうと計画していた谷川岳から万太郎山への縦走は9月1日に挑戦したが雨で断念した。心残りだったが今年は雪もく無く、今日が最後のチャンスと想い歩いてきた。谷川岳はガスに包まれ心配したがガスも晴れ最高の山歩きが出来た。