浅間    石尊山    (1,666.7m)

1.山 行 日 : 2010年12月27日(月)
2.歩行 時間 : 4時間00分
3.同 行 者 : 3名
5.コースタイム
    8:30         9:20/9:25     9:50/9:55    10:20/10:25       11:10        
  追分宿登山口  →  赤滝入口   →   赤滝   →   地の池    →   石尊山頂     
   13:35                      11:00       12:20          12:00


【山行記録】
浅間山の南西にある石尊山は2回登ったが冬は初めてだ。浅間山は群馬県から見ると真っ白に雪化粧しているが南側にある石尊山には雪は少ないためこの時期でも安心して登れる。

伊勢崎から上信道で佐久ICまで走り18号線に出て追分宿の油屋脇を左折し600mほど走ると登山口があり道路脇に3〜4台ほど駐車できる伊勢崎から1時間30分で着いた。平日でもあり先客はいない。案内板に山頂まで6Kmとある、まずは緩やかな林道を50分ほど歩くとようやく林道も終わり赤滝入口の道標が ありここから登山道に入る。

登山道に入り25分ほど登ると赤滝がある。泥水のようだが湧き水が鉄分を含んでいて酸化して茶褐色に変化しているのだという。滝の周囲は氷が張っていて異様な光景だった。

赤滝

赤滝から一旦林道に出ると林道終点となり25分で血の池に出た。夏にはこの辺りは湿地帯で茶色の水が流れている場所だが今日は雪に埋もれていた。血の池の上にある「おはぐろ池」に出るとカモシカがいた。人なつっこいのかしばらくこちらを見ていた、カモシカは以前冬の黒斑山に登った時に見たとき以来でした。さらに少し登ると今度は2頭のカモシカが雪の斜面を走っているのが見えた。

血の池から30分ほど登ると山頂直下の広場に出た、この辺りは雪が20cmほど積もっていて雪山気分となった。ここからは寒風が吹く北斜面を10分ほど登ると石尊山の山頂に着いた。山頂に着くと登る時はガスが掛かっていた浅間山が目の前に見ることができ、眼下には軽井沢の町並みが一望出来る。八ヶ岳は雲の中だったが妙義山や浅間隠山とその奥に榛名山など群馬の山々が展望出来た。

赤滝の案内板

この辺りで登山道を横切るように大きな足跡がいくつもあった、カモシカの足跡では大きすぎる熊の足跡ではないかと不安になった。熊は冬眠していると思い熊よけの鈴を持ってこなかったので心配になったが今日出来た足跡ではないようで周囲に目配りしながら先に進む。この辺りの積雪は10cm程度で歩き易い。血の池からは左側の山の斜面を緩やかにトラバースして登る。山にふさがれ風もなく気持ちよく歩くけた。

熊の足跡か?

浅間山

軽井沢のスキー場と奥に妙義山が見える

石尊山は急な登りもなく3kmは林道を歩き登山道に入っても緩やかな道で初心者でも安心して登れる山だ。ゆっくり歩いて山頂まで2時間40分で登れた。風の無い場所を探しここで何時ものカップラーメンで昼食にした。50分ほど休み下山は往路を戻る。雪道の下りは楽で20分で血の池まで下り登山口に13:35分に戻った。登り2時間40分、下り1時間35分の雪山気分も味わえた山だった。

石尊山は標高571mの低山で階段を上ると10分で山頂に着いたが浅間の石尊山より急な登りだった。山頂は林の中だが南側が開け眼下に安中榛名駅が見える。安中市は駅から一山越した南側で市街地から意外と離れた場所に作った駅で周辺には住宅地がようやく出来てきたばかりで何もない山の中の駅だ。北側には林の間から榛名山を見ることが出来た。

登山口の案内表示板

カモシカに遭遇

山頂直下の広場にある案内板

道路脇の登山口

山頂

南側の展望


群馬百名山  安中   石尊山  (571m)

帰路は18号線で戻り安中市にある群馬百名山の石尊山に立ち寄った。長野新幹線の安中榛名駅の近くだが登山口が分からず途中の交番で道を尋ねると安中榛名駅から倉渕方面に向かい駅を過ぎるとすぐに赤穂浪士四十七士の碑の看板があり左折し駅の上に出ると石尊山の登山口の標識がある。

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