飯盛山      (1643m)

 飯盛山は山名のとおりご飯を山盛りにした三角錐の美しい形をした山で、低山でありながら大きな木がほとんどない草山で、南八ヶ岳の展望が素晴らしい山です。初夏から秋にかけて多くの花が咲く山でもある。以前清里から登った事があったので、今回は平沢峠から残雪の南八ヶ岳を楽しみながらノンビリ歩きいてきました。

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山の記録

1.山 行 日 : 平成17年4月16日(土) 天候:晴れ
2.山    域 : 長野県 南牧村
3.歩行 時間 : 1時間45分  所要時間 : 2時間35分

【コースタイム】
   8:30     9:30    9:50    10:40      10:50      11:20
  平沢峠 → 飯盛山 →(昼食)→ 清里分岐 → 車道出合 → 平沢峠 
   8:45     9:40   10:30
  

【 記 録 】

 残雪の南八ヶ岳を見に簡単に登れる野辺山の飯盛山に登ってきました。伊勢崎をAM6:00分に出発。本庄ICより関越道に入り藤岡より上信道を走る今日はポンコツのロードスターなので120kmも出すと怖いくらいだ。1時間ほどで佐久ICを出て141号線を野辺山を目指し南下途中のコンビニで食料を調達し野辺山駅に8:20分に到着した。計画ではここから車道を1時間ほど歩いて平沢峠まで行こうと思ったが車なら5分ほどでいけるため、いつもの楽々歩きが頭をよぎり平沢峠まで車で行くことにした。
  


@ 平沢峠 駐車場  8:45

 平沢沢峠の駐車場は工事中だが広い。先客の車が2台駐車していた。雄大な八ヶ岳が正面に見える最高のロケーションです。

A 登山口

 登山口は駐車場と道路を挟んで案内板が有るので分かり易い。準備をして登り始めると、登山口に早くも下山してきたご夫婦に早いですねと声をかけると、この山は1時間ほどで登ってこられると言っていた。

B 野辺山スキー場


 緩やかな登山道は歩きやすい。登り始めるとまもなくカラマツ林となり10分ほどで宮詞ノ滝への分岐があり少しきつい登りを僅か登りきると平坦なクマザサの道となる。左手に野辺山スキー場が見えその先に野辺山宇宙電波観測所のアンテナ群が見える。
C 平沢山から飯盛山を望む。

 右手の牧場の柵が終わると視界が開け草原状の登山道になる。遮るものがない、明るい展望が待っていた。三角錐をした飯盛山が美しい。
D 飯盛山山頂   9:30

 平沢山から一旦下り清里からのコースと合流し、鉄線で区切られた柵を抜けガレ場を10分ほど登ると飯盛山に到着した。山頂からは360°の大展望だが、八ヶ岳の赤岳山頂は雲に隠れていた。少し霞んでいて展望はイマイチだったが、手軽に登れて八ヶ岳の展望は素晴らしいの一言。風が少し肌寒く写真をとり下山。5人のグループが登ってきた。
残雪の八ヶ岳を望む。
E 清里からの登山道より飯盛山を 望む

 下山は清里コースを下る。10分ほど下り日だまりで八ヶ岳を見ながら昼食にした。こちらのコースは岩が露出したガレ場の急な登山道だ。注意して歩く。
F 清里コースへの分岐

 僅かなガレ場を下りたところが登山口で古びたトイレと道標がある。平沢集落へは道標を左に下るが、今日は林道を直進する。緩やかな道だ。   
G 平沢峠への車道

 林道終点に水道施設がありこれを過ぎると車道に出て右に進む。結構きつい登りとなる。携帯電話のアンテナ施設が目標となる。
H 平賀源心胴塚

 車道を上り詰めると平賀源心の胴塚がある。不落を誇った海ノ口城主平賀源心成頼が武田信玄16才の初陣で奇襲にあい戦死し、首は甲斐に持ち帰り,胴のみここに埋められたとのこと。
I 平沢峠駐車場   11:20

 登り始めて3時間35分で駐車場に戻った。駐車場は工事中で工事の監督さんによると6月までにトイレと管理棟を完成すると話してくれた。立派な登山口となり八ヶ岳展望の観光スポットになりますね。それと昨晩ここで誰かが、たき火をしたらしくクギだらけの燃えかすがあり誰が片づけるのか怒っていた。常識の無い人がいるものですね。
J 獅子岩

 平沢峠の駐車場脇に溶岩が積み上がったような獅子岩がある。ちょっと立ち寄ってみた。
 

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