奥秩父 乾徳山 (2,031m)
奥秩父山系の主稜線の右端に天を突くように岩峰が付出した山でカヤトの草原から見る富士山やスリルのある岩場、山頂からの大展望と、変化のある山で多くの登山者に人気がある。
■山行記録
【コースタイム】
乾徳山登山口P(8:00) → (8:25)登山道入口 → (8:55)銀晶水(9:00) → (9:15)駒止(9:20)
(9:50)錦晶水(9:55) → (10:00)国師ヶ原10:05) → (10:30)月見岩(10:40)
→ (10:45)扇平
(11:35)乾徳山(12:10) → (12:20)下山道分岐) → (13:10)高原フュッテ
→ (13:12国師ヶ原(13:15)
(13:58)道満山(14:00) → (14:35) 乾徳山登山口P
【山行記録】
乾徳山は人気があり山仲間や例会で皆さんはたぶん登っているようだが、前から登ろうと思っていたが機会が無く気になっていた山。天気予報で晴れマークと時間が取れたので急遽計画書を作り登ってきた。伊勢崎を5:30分に出発し本庄から寄居にでて140号線で秩父から雁坂トンネルを抜け徳和のバス停がある乾徳山登山口の駐車場に7:50分に着いた。ピストンなら乾徳山神社の裏手や登山道入口付近に駐車場があるが登山計画書を作るのに地図を見ていたら道満尾根から徳和に下山出来るコースがあり登山ルートを8の字コースで設定したため手前のバス停がある駐車場にした。
徳和川手前にある駐車場
しばらく徳和川沿いの車道を歩く
駐車場の向かい側に徳和公園があり皇太子殿下の登山記念碑がありトイレもある。今日は平日で駐車場には5台ほど駐車しているだけだった。準備をし8時に出発し徳和川沿いの車道を歩く、乾徳山神社にお参りし先に進むと駐車場があり3台ほど駐車していた。車道が狭くなり駐車場から25分で登山道入口の標識がある場所に着いた。
8:25 登山道入口
杉林の登山道
8:55 銀晶水
9:16 馬止
9:50 錦晶水
乾徳山が見える
馬止は標識が木に取り付けてあり広場となっている。この辺りからカラマツ林となり展望のない急坂を登ると錦晶水の水場がある。この先は緩やかな登りとなりササがあらわれ視界が開けると正面にようやく乾徳山が姿を現しまもなく国師ヶ原に着いた。ここは扇平、道満尾根、水ノタルへの十字路となっている。ここでようやく若者の登山者に出会う、聞けば朝6時から登り山頂で1時間ほど展望を楽しみ下山してきた。扇平に出れば富士山が見えると話し、気を付けてと別れ先に進む。
10:00 国師ヶ原
緩やかな登山道
扇平から見えた富士山
NO25
国師ヶ原の分岐を扇平に向け直進する。しばらく林の中を登ると展望が開けたカヤの茂る草原に出た振り返れば富士山が良く見え、南アルプスの山並みも見える。地図では扇平は草原に出た場所のようだったが標識が無い。しばらく展望を楽しみながら緩やかに登る。
月見岩
10:45 扇平
クサリ場を登る
山頂直下の天狗岩のクサリ場
扇平からは樹林帯のなか岩が露出した登山道となった。岩場や狭いクサリを登って行くと最初の大きなクサリ場があらわれる。同行の人が先に登るが足場もしっかりしていて問題なく登れた。登り切り細い岩場をさらに登ると広い場所に出た。正面に山頂直下の高さ10mの天狗岩がある、巻き道もあるがクサリがあり慎重に登る。最初のみクサリに頼るが後は足場もしっかりしていて意外と登りやすかった。
11:35 山頂にて
富士山遠望
金峰山の五丈岩
登り始めて3時間35分で山頂に到着。岩が重なりあった狭い山頂からは360°の展望で金峰山、甲武信ヶ岳と南には大菩薩嶺、三ッ峠山、富士山や南アルプスの山々が一望できた。証拠写真を撮り山頂の狭い一角で昼食にしカップラーメンとおにぎりの簡単な食事とコーヒーで展望を楽しみしばしの休憩タイム。
山頂直下のハシゴ
山頂部を振り返る
下山道分岐の水ノタル
13:10 高原フュッテ跡
13:38 大平と道満山への分岐
13:58 道満山
道満尾根からの乾徳山登山口
【登山ルート】
国師ヶ原
錦晶水
銀晶水
登山道入口
道満山
大平分岐
扇平
下山道
道満尾根
登山口 P
標高
登山口駐車場 820m
登山道入口 988m
銀晶水 1200m
国師ヶ原 1560m
扇平 1764m
乾徳山 2031m
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標高差 1211m
歩行時間
登り : 3時間05分
下り : 2時間20分
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計 5時間25分
所要時間:6時間35分
国師ヶ原から見る乾徳山
乾徳山
(2031m)