茅ケ岳 (1,704m)
山梨県韮崎市の北に位置し、尖鋒が多く雄大な裾野を広げる山容は「ニセ八ツ」と呼ばれている。八ケ岳や南アルプスなどの展望がよい山群でその主峰が茅ケ岳である。最近は「深田久弥」終焉の山として有名でもある。茅ケ岳の由来はカヤが山麓を広く覆っていたのでその名が付いたいう。紅葉には少し遅かったが快晴の中登ってきました。
1. 山 行 日 : 平成16年11月21日(日) 天候 : 晴れ
2. 歩行時間 : 3時間40分
3. 同 行 者 : 伊勢崎市ハイキング協会 23名
4.コースタイム
9:15 10:20 11:10 11:15/11:20 11:30/12:40 14:10
深田公園登山口 → 女岩 → 稜線 → 深田久弥終焉の地 → 山頂 → 登山口
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@ 登山口 : 9:00〜9:15 登山口の広い駐車場は満車で道路脇のスペースに駐車する。人気の山か他県からの車が多い。秋晴れで気持ちが良い |
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A 深田公園 9:20 駐車場を出てすぐ右側に深田記念公園があり立ち寄る。 「百の頂に百の喜びがある」と刻まれた記念碑がある質素な公園だ。 ![]() |
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深田記念公園から茅ケ岳が望める、紅葉もすでに終わりでした。 |
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B 女岩 10:20 開拓農家の廃家を右に見ながら緩やかな林道を歩く。 周囲には赤松とカラマツの林が続く。林道が終わると山道になり沢沿いの道を登るとまもなく女岩に着く。高さ10m幅20mほどの巨岩でわづか僅かだが水が湧いているた。 女岩からは右手の急坂を登ると岩の上部に出る。すっかり葉の落ちた木々は秋の終わりを告げている。結構急な坂を上り詰めると稜線に出る。 |
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C 稜線 11:10 稜線に出ると秩父の山々木々の間から望め、展望が開けてくる。ここからは左の稜線沿いに登る。 |
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D 深田久弥終焉の地 11:15 稜線のコルから少し登ると登山道脇に深田久弥終焉の地となった墓標がある。 |
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金峰山や瑞牆山が正面に見える。ここから山頂までは岩の多い急坂となるがわずかな登りで山頂に着いた。 |
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E 茅ケ岳山頂 11:30 山頂は岩が露出ししているが小広い頂で、多くの登山者が休息していた。山頂からの展望は素晴らしい。南八ケ岳、南アルプスの山々、振り向けば金峰山や瑞牆山としばし三座同定を楽しむ。記念写真を撮り昼食は南に少し下った場所で摂る。 相変わらず次々とおかずが出てくる、山に来るといつもご馳走になりつい食べ過ぎてしまう。山登りの楽しい時間だ。 |
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下山路にめずらしい木があった。宿り木といい、木の枝に他の木が根付いてしまい、やがて元の木を枯らすという。自然は不思議だ。 |
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登山道に茅ケ岳由来の茅が太陽に輝いて秋の終わりを楽しませてくれた。 |
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【記録】
伊勢崎を5:45分にマイクロバスで出発、本庄ICより佐久ICまで上信道を走り佐久から14号線を韮崎まで走る。いつ見ても野辺山から見る南八ケ岳は雄大で美しい。清里を過ぎ韮崎から県道昇仙峡線で登山口に9:00に到着した。