笠ケ岳  (2,897m)

 どこから見ても笠の形を崩さぬ端正な笠ケ岳は気高く美しい飛騨の霊峰で菅笠をかぶったような山容をしているからその名が付いたと言われている。山頂からの穂高岳の展望が素晴らしい。今回は小池新道から鏡平山荘経由で弓折岳に登り大展望の稜線を歩き2泊3日で憧れの笠ケ岳に登ってきた。

1.山 行 日 : 2010年9月3日(金)〜5日(日)
2.歩行 時間 : 18時間45分

3.所要 時間 : 21時間50分
4.同 行 者 : 6名


【1日目 山行日 】

 伊勢崎を3時に出発し上信道から長野道の松本ICから今年無料となった安房トンネルを抜け登山口の新穂高温泉の登山者用無料駐車場に7:15に着いた。

新穂高駐車場

この時間で早くも満車で一番上の駐車場に1台分のスペースを見つけようやく駐車で来た。準備をし7;35分に駐車場を後に一旦車道に出てバスターミナルで登山届を提出し蒲田川の橋を渡り笠ケ岳に向け登山を開始した

バスターミナル

 ゲートを抜けしばらくは車道を歩くと笠ケ岳への直登コースの笠新道登山口に9:00分に着いた2日後はここに下山してくる。

 笠ケ岳登山口から10分ほどでわさび平小屋に着く。ここはうどんがおいしいと言われている山小屋だ。さらに平坦な車道を20分ほど歩くと奥丸山との分岐となりここから小池新道に入る。ようやく登山道らしくなってきた。

 目指す鏡平は写真中央の奥である。まだこの辺りは緩やかに登って行く。大きな岩が敷き詰められたような登山道となると小池新道の文字がある岩があった。北アルプスの山はどこも登山道が良く整備されていて歩き易い。

わさび平小屋

 登り始めて3時間でようやく秩父沢に10:20分に着いた。ここで軽く行動食を食べ15分ほど休憩する。沢の水が冷たく気持ちよい。秩父沢からさらに1時間ほど登るとイタドリケ原に出るここはイタドリが咲いている場所だ

 イタドリヶ原からさらに20分ほど登ると鏡平分岐(シシウドヶ原)に着いた。ここも名前の通りシシウドが咲いていた。遅くなったがここで昼食にした。

鏡平まで500mと書かれた岩がある

鏡平分岐  12:40

鏡池

 鏡平山荘に13:45分に到着する。着いた時はガスで槍ケ岳は見えなかったが夕食までの間山荘前のテラスでいつもの到着祝いのビールで乾杯し歓談しているとガスが晴れ槍ケ岳が姿を現した真裏から見る槍ケ岳は初めてで小槍も見え思ったより近くに見えた。部屋は新館で部屋は我々だけで貸し切りのようだった。夕食後外に出ると里では見たこともない天ノ川が見え満天の星空に感動した。


【1日目 コースタイム】   歩行時間 :  5時間15分  所要時間  :  6時間10分 

   7:35        9:00/9:05       9:15       10:35/10:50  12:40/12:45    13:45      
新穂高温泉駐車場 → 笠新道登山口  →  わさび平小屋  →  秩父沢  →  鏡平分岐  →  鏡平山荘


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鏡平山荘

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