■山行記録
NO1
光岳 2591m
聖岳 3013m
聖岳〜光岳 縦走
(3013m) (2591m)
日本百名山
聖岳は赤石山脈(南アルプス)の南部に位置し主峰は標高3013mの聖岳(前聖岳と表記される場合がある。)で、その東側約500 m の地点に奥聖岳 、南側約800mの地点に小聖岳を従えている。南アルプス中で最南端の3,000 m峰である。山名は、南東を流れる聖沢が肘(ひじ)を曲げたような形で、その「ひじ折る」や「へずり」が転化したのとされている。
光岳(てかりだけ)は南アルプス南部の山で(標高2591m)2500mを越える山は日本の最南端に位置する。山頂の南西直下に遠州側から遠望した時に夕日に照らされ白く光って見える光岩(てかりいわ)と呼ばれる石灰岩の岩峰がありこれが山名の由来と言われている。
ミヤママンネングサ
マツムシソウ
樹林帯の急登から展望が開けた聖岳への分岐となる薊畑に登山口から7時間でようやく着いた。薊畑はマルバタケブキやハクサンフウロ、イブキトノオなどの高山植物の咲くお花畑が広がっていた。
易老度は光岳への登山口となっている。登山届のポストに計画書を投入し聖岳の登山口となる便ガ島に向け登山を開始した。車道を30分ほど登ると聖光小屋のある便ガ島に着く。ここから聖岳への登山道に入り右が切れ落ちたザレ場を数回通過し、林道を60分ほど歩くと西沢渡に出た。
8:05 便ガ島の聖岳登山口
7:30 易老度の駐車場
長野県飯田市から登山口の易老度に入る赤石林道は土砂災害等で通行止めになっていたが通行できるようになり念願の聖岳〜光岳の縦走を計画し登ってきた。伊勢崎を午前0時に出発し高速で松川ICまで走り国道153で南下し途中道に迷いながら152号線に出て登山口の易老度に7:00に着いた。
1.山 行 日 : 2014年8月6(水)〜9日(土)
2.山 域 : 南アルプス
3.登 山 口 : 易老渡
3.歩行 時間 : 1日目:6時間30分 易老渡〜薊畑〜聖平小屋
2日目:9時間20分 聖平小屋〜薊畑〜小聖岳〜聖岳〜聖平小屋〜上河内岳〜茶臼小屋
3日目:7時間40分 茶臼小屋〜茶臼岳〜仁田岳〜易老岳〜光岳〜光小屋
4日目:5時間10分 光小屋〜易老岳〜易老渡
4.同 行 者 : 3名
西沢渡は沢に橋が無く手動の荷物渡し用篭に乗り渡った。渡り終えると高校生の山岳部員が下山してきた。先生によると昨日赤石岳から聖岳の間の縦走路が風と雨ですごかったと話していた。西沢渡からは本格的な急登の登山道となった。途中倒木があり登山道を整備している場所があり最近ここで滑落した登山者がいたと話し注意して通過するようにと言われ慎重に通過した。コメツガノ茂る尾根に出るとさらに急な登りが待っていた。登山口から4時間40分で苔平に着いた。
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【コースタイム】 所要時間:7時間25分 歩行時間:6時間30分
易老度登山口(7:30)→(9:05便ガ島→(9:00)西沢渡(9:10)→(12:10)苔平→(14:25)薊畑(14:30)→(14:55)聖平小屋
薊畑から聖平小屋までは高山植物を見ながら聖平小屋まで下った、小屋の人にフルーツポンチを自由に食べて下さいと勧められ頂いた。聖平小屋は三伏峠から赤石岳・聖岳を縦走してくる登山者や静岡県の聖沢登山口・畑薙から茶臼小屋経由で登ってくる登山者や我々のように便ガ島から登ってくる登山者で賑わっていた。
ハクサンチドリ
14:30 薊畑
【1日目 記録】
14:55 聖平小屋
イブキトラノオ
ハクサンフウロ
マルバダケブキ
12:10 苔平