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山行記録

1日目 2日目

【コースタイム】

2日目
五色ケ原山荘(5:35)→(5:55)→五色ケ原キャンプ場→(8:00)苅安峠(8:10)→(9:35)平の小屋((9:55)→(10:00)渡し船→(14:20)ロッジくろよん(14:40)→(15:10)黒部湖駅→(15:30)黒部ダム(15:35)・・・電気バス・・・(15:10)扇沢駅(16:00)→(16:10)扇沢第2駐車場

  帰りに大町温泉の手前にある町営の「上原の湯」に入り汗を流し帰路に着いた。(65才以上)で500円のところ、250円で入浴できた。有難うございました。

「尊きみはしら捧ぐ」のモニュメント

ダムの案内表示

苅安峠に下る途中ガスが晴れ薬師岳や笠ヶ岳も見えた。

五色ケ原 2480m)

 ブログにある長いハシゴを一旦下り、また登り返す結構ハードなルートです。平の小屋から3:10分ほど歩いたらようやくロッジくろよんの建物が見えてきた。まだ先ですね

  情報通り沢の水は少なく丸太の仮設橋を何度も渡りながら先に進む。このルートは大きなピークはないが小さなアップダウンの繰り返しの連続でした。湖畔の周囲を辿るため変化に乏しくたまに沢に出て橋を渡るのが楽しみとなった。

 黒部ダムへの長い湖畔沿いの変化の少ない登山道が始まる。所々丸太で組んだ足場や橋がある。右が黒部湖まで切れ落ちた登山度もある。クサリがあり慎重に通過する。

2362mピークを過ぎると低木の樹林帯に入る。苅安峠の手前に関西電力の通信用アンテナ設備あり良く目立ちました。

黒部ダム

ダムの放水

まな板の道標  10:00

  五色ケ原の日の出は針ノ木岳の東から登って来た。AM5:00に朝食を済ませ5:35分に小屋前で写真を撮り出発した。ここから薬師岳に向かう登山者や室堂に向かう登山者たちが出発していく。山荘で身支度しているとき折立から薬師小屋に宿泊し薬師岳に登り昨晩五色ケ原山荘に泊まり、今日は剱山荘に泊まり明日剱岳に登り立山に下山すると話していた。若者は元気でうらやましいルートを歩いていますね。

  2日目は五色ケ原山荘~平の小屋~黒部湖畔~黒部ダム

  五色ケ原山荘から黒部湖畔を歩き黒部ダムに至るロングコースを歩く。このルートは読売新道から黒部ダムへのコースの一部をアップダウンを繰り返しながら歩きます。北アルプスのまだ歩いていないマイナーなルートだが元気なうちに歩きたいと計画した。

  少し歩くと黒部ダムが見えてきた。かんぱ橋を渡り隧道に入ると昨日ケーブルカーに乗った黒部湖駅に30分ほどで着いた。トンネルを抜けると黒部ダムに着いた。多く観光客で賑わっていた。ダムの放水により虹が見えた。

  今回のコースは以前から考えていた北アルプスでは最後のロングな周回コースとして計画した。室堂から五色ケ原山荘~平の小屋~黒部ダムと2日間で約23km、歩行時間15時間30分と結構ハードなコースだったが五色ケ原までの北アルプスの山並みと険しい登山道、ガスで五色ケ原の全貌は見ることが出来なかったが、雲の平と同様に8月初旬には高山植物の花が咲く美しい草原の五色ケ原や北アルプスの展望を楽しむ山行が出来た。同行してくれた皆さんも無事歩き通し有難うございました。

  豪快なダムの放流を見ながら歩き、水を満面と貯めた黒部湖の先に赤牛岳が見えた。もう少し若ければ水晶岳~赤牛岳~読売新道を歩くのもマイナーなルートですが楽しいでしょうね。

  途中で軽く昼食を食べロッジくろよんに14:20分にようやく着いた。結局平の小屋から4:20分掛かった。計画では4:00としたが、昼食を食べ、小休止を取りながら無事歩くことが出来た。ここで20分ほど休憩し黒部ダムに向かう。ここからは舗装された観光道路を歩きます。

  平の小屋から少し下ると渡船場の桟橋があり先ほどの女性が1人乗船していた。10:00分で出航するところでした。彼女は手を振って挨拶してくれた。黒部ダムへの道標がまな板に書いてある。ここを歩いた人のブログにはほとんど寄稿されていたので直ぐわかった。

平の小屋     9:35

苅安峠   8:00

  苅安峠にキャンプ場から2時間05分でようやく着いた。苅安峠からジグザグの登山道となり85分で平の小屋に着いた。単独行の女性がこれから10:00分発の渡し船に乗り奥黒部フュッテまで行くと話していた。読売新道を登り赤牛岳に行くのは大変でしょうね若いから出来るのでしょう。ブログでは水晶岳から赤牛岳に登り読売新道を下り黒部ダムに下山する登山者が多いい様です。渡し船は平の小屋で運行し無料で乗れますが、2時間に1本運行しています。

キャンプ場からも木道を歩く。朝の快適な木道を歩くが地図にある2362mピークの標識が無く気が付かなく通過した。

簡単な足場

右が崩落している登山道

放水による虹が見えた

黒部湖駅に戻る   15:10

黒部ダムへの

ロッジくろよん  14:20

仮設橋

仮設橋

渡船場

開放的な登山道

登山道脇に残り少ないヨツバシオガマやチングルマのワタゲが咲いていた。

チングルマの群生

ヨツバシオガマ

キャンプ場

 五色ケ原山荘からキャンプ場へはチングルマの群生で夏はすごい場所です。20分ほど下っていくとキャンプ場に出た。キャンプ場で出発の準備をしていた女性にテント泊は寒くなかったですかと話すと快適でしたと言っていた、羨ましいです。

キャンプ場への五色ケ原

五色ケ原山荘    5:35

日の出

1. 山 行 日  :  2025年8月29日(金)・30日(土)  天候 : 晴れ
2. 山     域   :   富山県立山
3. 歩 行 時 間   :  2日目:9時間15分
4. 同 行 者  :   6名 (伊勢崎市ハイキング協会の山仲間)

関西電力の通信設備

ハクサンシャジン

ロッジくろよん

長いハシゴ

笠ヶ岳

薬師岳

オヤマソバ