■ 百名山

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1.山 行 日 : 2008年4月27日(日)
2.歩行 時間 : 4時間40分
3.同 行 者 : 伊勢崎市ハイキング協会 21名
4.山    域 : 愛媛県西条市
5.地    図 : 国土地理院1:2500 「伯耆大山」 昭分社「山と高原図 大山・蒜山高原」 

【コースタイム】  
    6:20         6:25        7:30    7:50/8:00  9:00/9:30  10:20/10:25                                  
   大山寺駐車場  →  夏道コース登山口  →  五合目   →  六合目  →  弥山  →  六合目 →                             
 
    10:30     11:05/11:15   11:30/11:35    11:40     11:50
   行者コース分岐  →  元谷   →  大神山神社奥宮  →  大山寺  →  大山橋



【山行記録】
 
@ 大山駐車場 5:25/6:20

  伊勢崎を26日PM7:20にマイクロバスで出発し大山寺駐車場に27日AM5:25分に到着した。朝食と身支度を済ませ最初に旅館街を登り大山寺の山門まで歩く。行者コースは左に進むが夏道コースから登るため大山寺橋まで戻る。
A 登山口 6:30

  駐車場を少し戻り道路わきの階段を登ると夏道コースの登山口がある。登山口から少し登ると右手に阿弥陀堂がある。登山道はブナ林の中、整備された階段が続き三合目、四合目と登っていく。三合目から五合目辺りはかなりの急登となる。
B 五合目 7:30

 標高約1250mにある五合目あたりでブナ林などの樹林帯は終わる。ここには「山の神さん」と飛ばれる祠がある。ここから日の出を拝んで登山の安全を祈願していたと案内板に記されていた。我々も安全を祈願して先に進むが今日はガスで50m先も見えない。天気予報では良かったはずだが残念です。
C 六合目 7:50

五合目を過ぎると雪渓が現れる。ここからは日本海が一望できるはずだが今日は何も見えない。この先急な雪渓がありアイゼンを着用して登る。 
D 八合目 8:40

 八合目まで登ると緩やかな登りとなる。夏にはお花畑が広がる場所だが驚いたことに霧氷が現れ
「ダイセンキャラボク」に氷が付着している。木道が所々雪に埋まっていて春はまだまだ先でした。
木道の埋まった雪渓を登る。相変わらずガスで展望はない。
D 弥山(ミセン)山頂 9:00

 登り始めて2時間40分で弥山山頂に到着した。大山の最高峰は剣ケ峰だが現在、登山出来るのは弥山まで。晴れていれば迫力ある南壁や日本海が眺められたのに残念でした。それでも皆さん山頂に到達した感激で記念写真を撮っていた。
大山頂上小屋 

山頂は風があり寒いので頂上小屋に立ち寄り休憩にした。まだオープン前でしたがトイレが使用出来小腹を満たし下山した。
E 六合目  10:20

六合目に戻る頃になるとガスも晴れ展望が開けてきた。この時間になると多くの登山者が登ってくる。山頂に着く頃にはガスも切れ展望できるでしょう。眼下に大山寺やスキー場が展望できた
六合目から少し下った所から行者コースに下る。ここも階段が敷き詰められていてかなり急である。
F 元谷 10:05

 夏道コースから35分ほどで北壁のふもとに当たる元谷に出た。土砂の流失が多いのか砂防ダムが作られている。ガスも晴れ山頂付近の稜線が見えてきた。南壁、北壁が屏風のように切り立つ光景に圧倒された感動に名残りを惜しみつつ元谷から林道を下る。
G 大神山神社 10:30

林道を歩いていると子供連れの登山者から大山寺には沢沿いに下ると早く着けますよ教えてくれた。石がゴロゴロとした枯れた沢を下ると大神山神社の奥宮の裏手に出た。立派な神社で歴史を感じる。下山の報告を兼ね参拝し古い昔の人々の信仰の厚さを感じながら石畳道を下ると朝立ち寄った大山寺の山門の前に出た。
H 大山橋  11:50

山門からは旅館街を下るとまもなく大山寺橋に着いた。ここから見上げる大山は火山の名残を見せる美しい山でした。

*大山は環境保護のためか登山道のほとんどが階段でした。

百名山巡りの山行記録
 

 石鎚山   剣山   伊吹山

日本百名山    大山     (1,729m)

  大山は中国地方の最高峰で、溝口町方向から見ると別名「伯耆富士(ほうきふじ)」と呼ばれる美しい裾野を持つ複成火山である。深田久弥も絶賛した大山の魅力はその頂上から見事に崩れ落ちていて北壁と南壁は背中合わせで稜線はナイフブリッジとなり今でも落石が絶えない。元谷から見上げる絶壁が素晴しく二つの顔を持つ大山は地元群馬の谷川岳を彷彿させる山だ。 大山は最高峰の剣ケ峰(1729m)、弥山(1709m)、三鈷峰(1516m)などがそびえている。大山を「ダイセン」と読むのは山陰地方では山を「セン」と呼ぶのが多いからだという。

大山寺橋から見る大山