■ 山行記録
鳥海山 (2,236m)
日本百名山
山形県と秋田県の県境に聳える鳥海山は「出羽富士」とも呼ばれ、長い裾野を日本海にまで広げる東北の独立峰として名峰である。火山ドームの新山を外輪山が囲む火山特有の荒涼とした山肌を見せる。標高は最高点が新山の2236m、三角点は七高山2229mの置かれ、ここに鳥海山の標識がある。初夏にはチョウカイフスマ、チョウカイアザミなどの高山植物が咲き誇る。真夏でも残雪が残りアイゼンで登るため、雪山経験者の同行が必要となる。どの登山口から登っても歩行時間が8~10時間もかかるロングコースの山でにふさわしい魅力ある山でした。
七ツ釜避難小屋 7:20
鳥海湖
御田ケ原
七五三掛とはしめ縄を作るのに七・五・三と織り込むと言われているから?ここからは緩やなな登山道を歩く夏には多くの高山植物が咲くと言われている。御田ケ原から20分ほど登ると扇子森という平坦なピークに出る。ここからは御浜小屋への下りとなる。左下に鳥海湖が見え、振り返れば鳥海山が見える。
大物忌神社(おおものいみ)
祓川登山口から見る鳥海山
祓川登山口(5:40) → (7:20)七ツ釜避難小屋(7:30) → (8:45)氷ノ薬師 → (10:10)七高山(10:20) →
(11:10)新山(11:15) → (11:35)御室小屋(12:15) → (13:45)七五三掛 → (14:20)御田ケ原 → (14:35)
御浜小屋(14:40) → (15:05) → (16:00) 鉾立登山口
賽の河原
石畳の登山道
新山 山頂 11:10
【山行記録】
御浜小屋からは石畳の登山道が続く、石を敷き詰めるのは大変な作業がったでしょうが、歩くには足に負担が掛かり疲れました。賽の河原まで20分ほどで下り、登山口まではさらに1時間ほどかかり無事下山した。
氷の薬師から1時間25分で七高山に登頂した。山頂付近は荒涼とした火山特有の岩の山を見せる。鳥海山の山頂は新山より標高が7m低いが七高山に三角点があり標識もある。展望を楽しみ新山を目指し先に進む。
七ツ釜避難小屋から20分ほど登ると康新道分岐に出た。今回は大雪路のコースを進む、この当たりは夏でも雪渓が残る場所ですが今日は岩が露出した登山道を登る。氷の薬師を過ぎると火山礫の滑りやすい登山道の急坂となる。
氷の薬師 8:45
大雪路中間の標識
百名山93座目の鳥海山に登ってきた。伊勢崎を3日 21:00に出発し新潟経由で登山口の祓川(はらいがわ)登山口に4:10分に到着した。簡単に朝食を済ませ5:40分に登山開始。今回は祓川から鳥海山に登り鉾立登山口に下る縦走登山となる。登り始めると草紅葉の竜ヶ原湿原がある。
紅葉が美しい樹林帯
祓川登山口を5:40分に出発、快晴で鳥海山がよく見える。登山口から5分ほど歩くと草紅葉の竜ヶ原湿原に出た。
草紅葉の竜ヶ原湿原
祓川登山口
1.山 行 日 : 2018年10月4日(木) 天候:晴れ
2.同 行 者 : 7名
3.コ ー ス : 祓川登山口~氷ノ薬師~七高山~新山~御室小屋~七五三掛~御浜小屋~鉾立登山口
4.歩行時間 : 9時間00分
【コースタイム】
観光展望台から鳥海山を望む
祓川登山口から鉾立登山口まで縦走登山だったが天候に恵まれ素晴らしい山旅ができた。鉾立の駐車場には多くの観光客で賑わっていて展望台から鳥海山を写真に収めていた。
鉾立の登山口
紅葉が美しい
御浜小屋からは鉾立登山口へ下る。眼下に駐車場が見えるがまだ遠い。このあたりまで下ると周辺の山肌の紅葉が美しい。
御浜小屋
七五三掛
七高山から外輪山を下り新山へ一旦下り登り返し御室小屋への分岐からザックを置き空身で大きな岩をよじ登ると新山山頂に到着した。山頂は狭く長居ができないので下山した。
七高山を振り返る
新山を望む
七高山 山頂にて 10:10
登山口から紅葉を楽しみながら1時間40分ほど登ると七ツ釜避難小屋に着いた。ここのトイレは改修中でしたが小屋は立派な避難小屋でした。
見頃の紅葉
竜ヶ原湿原