奥白根山  2,578m


   1.山行日 : 平成11年8月1日(日) 天候:晴れ

   2.同行者 : Tさん親子

   3.歩行時間: 6時間10分

   【コースタイム】  

6:50/7:10     8:45/8:50   10:10/11:10    12:15/12:10   
菅沼登山口 → 弥陀ヶ池 → 白根山山頂 → 白根避難小屋 → 

12:30    13:05/13:15     14:40
五色沼 → 弥陀ヶ池 → 菅沼登山口

    


【記録】 

     

      

      


  伊勢崎を5時に出発、高崎ICより関越道を走り沼田ICより120号で6時50分に菅沼茶屋に到着。登山口の駐車場は満車で茶屋の駐車場に駐車して登山開始。天気は雲一つない快晴だ。林道を進むとすぐ登山口の標識があり右に進む。しばらくは樹林帯の急登が続く。座禅山の中腹を巻く頃から道も平坦になり、弥陀ヶ池に着くと、これから登る白根山の雄姿が正面にあらわれる。素晴らしい光景に感動してしまった。木道の終わりに案内板があり右に進む。ここから白根山への最後の登りが始まる。登山道は岩がゴロゴロしたガレ場となり浮石が多くなる。

  振り返ると
燧ヶ岳、至仏山、巻機山、平ヶ岳など素晴らしい展望だ。山頂手前の小さなピークを過ぎると奥白根山の山頂に到着した。山頂からの展望は360°男体山、中禅寺湖、菅沼、丸沼と展望は最高だ。直下に五色沼が見える。記念写真を撮り昼食にした。下山は白根避難小屋から五色沼に下り弥陀ヶ池に戻るコース。山頂から南に下ると火口源に出る。右端に白根神社があり丸沼コースの標識がある。この付近はガスが出ると踏み後が多く道に迷いそうな場所だ。お花畑の斜面をジグザグに下ると樹林帯となり白根避難小屋に着いた。これより樹林帯の中10分ほどで五色沼に出た。時期によっては高山植物の宝庫だというが今日はあまり咲いていない。ここからわずかな登りで弥陀ヶ池に着いた。暑いため木陰で休憩し白根山の雄大な眺めを後に下山した。

 シラネという山名は、雪が積もって、ひときは白く輝くところから付けられていると言う。日光白根山は草津白根山と区別するために呼ばれていが、日光白根山は前白根山と本峰の奥白根山の通称で深田百名山では奥白根山が紹介されている。標高2,578mでここから北にそびえる山々の最高峰でありながら観光コースから見えず人目につかない山だが男体山、女峰山などとともに日光国立公園に君臨する名山だ。


弥陀ヶ池から見る白根山

尾瀬燧ヶ岳 遠望

眼下の中禅寺湖

山頂にて

山頂から望む五色沼

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