群馬百名山  日暮山  (1,207m)        
            (にっくらやま) 

日暮山は群馬県民には馴染みが薄いが群馬百名山に選ばれている山です。しかし群馬県側からの登山道は整備されていなく、わかりずらい。日暮山は別名「矢川富士」とも呼ばれている。上信道にある「日暮山トンネル」はこの山の下を抜けている。

山 行 日 :  平成18年11月12日(日)
山    域 :  下仁田町 南軽井沢
歩行 時間 :  2時間55分
           7:45       8:25      8:55      9:25
コースタイム  林道終点 → 登山道入口 → 鞍部  → 日暮山山頂 
           10:50      10:15     9:55       9:35
   


日暮山は群馬百名山に選ばれていますが、明確な登山道が書かれたガイドブックが無い里山です。群馬県側からは下仁田町から国道254を佐久市に向かい横間の交差点を下仁田軽井沢線に右折し10kmほど走ると小平の集落があり日倉山の標識が道路壁にある。矢印に従い林道をさらに進むと地すべり工事現場の事務所がありここまで車が入れる。

@ 登山道入口 8:25

地すべり観測機器が有る林道を歩き農道に入ると正面に日暮山が見えてきた。舗装された林道終点に登山口の標識がありここを左に進む。


A  道標   8:40

登山口の標識からさらに林道を15分ほど歩くと立派な標識がある。しかしここからさきは踏み跡も無くほとんど登られていない山である。木の枝にあるテープを頼りに登る。
B 鞍部  8:55

 落葉でほとんど登山道は分からない。山頂を左に巻き手探り状態でようやく鞍部に出た。ここには立派な標識があった。
C 踏み跡も無く、とにかく急登

鞍部から山頂までは直登となる。写真では表現できないがかなりの急登である。落葉で滑りやすい斜面を枝に掴まりながら必死で登る。
B 日暮山山頂  9:25

 道なき急登を楽しみながら30分で山頂に到着した。山頂は南北に長く石祠がある。山頂標識は祠の脇に置いてあり記念写真を撮る。浅間山は雪が降っているようで雲の中で風が冷たい。
北側に出ると展望が開け上信道が眼下に見える。この先から軽井沢のレイクニュータウンの別荘地からの登山道がある。こちらから登る登山者が多いいようです。山頂からは榛名山、妙義山、鼻曲山や西上州の山々が展望出来た。
山頂からの展望を楽しみ下山。登る時はただ山頂を目指し登れば良かったが下山は注意が必要だ。テープを探しながら下るが少し方向を間違えたのか登るときより少し右に下ったようで2枚目の写真の標識の手前の林道に出た。山自体は危険な場所はないが登山道が分かりづらく、地図読みや方向感覚のない登山者は立ち入らないことです。低山だからと安易に入ると遭難の危険がある山だと痛感しました。初心者や単独での登山は登山道がはっきりした山が安心できます。
林道から見上げる日暮山
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