G北岳山荘〜八本歯のコル 歩行時間 60分
北岳山荘に戻り小休止、いよいよ下山開始。右手の八本歯のコルへのトラバース道をたどる。この斜面も豊富な高山植物が斜面一帯に広がる楽しい道だ。
キンロバイ、キタダケヨモギ、ヨツバシオガマや小さいキタダケトリカブトなどのお花畑は広がっていた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳は白峰三山と呼ばれ右端に北岳、左端は農鳥岳そして中央に悠々とひときは大きく聳えているのが間ノ岳で単独では登れないため北岳とセットで登られる山で
あり、白峰三山を縦走する山でもある。間ノ岳への3000mの稜線散歩を楽しみながら歩いてきた。
J 二俣〜広河原 14:15 下山
二俣からは昨日登って来た沢沿いの道。北岳に別れを告げながら高度を下げる。まだまだ多くの登山者が登ってくる、この時間から登るのは大変だと思うが大丈夫なのかね〜?大学生の山岳部か20〜30kgほどのザックを背負い登って来た若い人はすごいね!私なんか13kgのザックが肩に食い込むとか何とか言いながら登って来たのに、中高年は体力が劣っているのだからなるべくラクチン登山を心掛けるほうが安全だよね?白根御池小屋分岐を過ぎるとまもなく広河原山荘にようやく到着した。小休止して吊り橋を渡れば長かった北岳山行が無事終了となった。
F 間ノ岳山頂にて 7:30 着
間ノ岳山頂は広くどっしりとしていた。縦走路の先に農鳥岳、その右に塩見岳さらに中央アルプスの山々、その右には北アルプスの穂高岳、槍ヶ岳、鹿島槍岳、白馬、火打・妙高そして北八ヶ岳の蓼科山、北岳の右には鳳凰三山と360°の展望が待っていた。次々と登ってくる登山者で賑わってきた、皆さん山座同定を楽しみながら感激している。記念写真を撮り早々に下山した。
D 中白峰への緩やかな雲上の稜線歩き。
3000mの絶景を楽しみ、お花畑を眺めながら楽しく歩けるコース。苦しんで稜線に辿りつた者に与えられる自然からの贈り物だ。
A 北岳山荘〜間ノ岳 歩行時間 1:25分
ザックを山小屋に置きサブザックで間ノ岳に向かう。6時に山小屋の裏手から登り始める。振り返ると北岳が朝日を受け輝いていた。昨日は霧中であの山を登ってきたのかと思うと....!今日は晴れて雄大な北岳が望めて良かった〜。
【記録】
山の朝は早い朝4時に起床し外を見ると相変わらずガスで見えない。早い人は続々と出発していく。朝食は5時40分からなので荷物をまとめ準備をし5時過ぎに外に出るとガスが切れ前日の雨交じりの天候がうそのように晴れ上がり目の前に北岳が雄大に聳えているではないか思わずバンザイをしてしまう天候に感謝。
八本歯のコルから望む間ノ岳
今日は多くの登山者が入山していったのでたぶん山小屋は大混雑だろう、布団1枚に3人で寝る状態だろうか? 我々は運が良かったのか悪かったのか...(^◎^)。
今回は広河原までのアクセスや台風に気を揉んだりと大変だったが、何とか歩き通せ大満足だった。
”安全登山で楽しい山歩きを”
今回の山行準備では北岳山荘は予約なしと聞いていたが台風のこともあり山荘に問合わせメンバーの人数等 を連絡をして置いたこと。事前に山梨県の道路管理部署に林道情報を確認をしておいて助かりました。また登山届は山梨県警のホームページから簡単に出来ました。
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I 大樺沢の二俣 11:55 着
昨日はこの二俣から雨の中右俣コースを小太郎尾根へ登り詰めたが良く登ったと感心する。これから登る登山者が休息していて今日は肩ノ小屋泊まりと言いながら登っていった。
H 八本歯のコル 10:15 着
北岳バットレスの大岩壁が現れ山頂に登山者も見えた。また途中の岩壁をザイルで登る登山者も見えた。八本歯のコルからは木製ハシゴの連続となる。大きなザックを背負い汗を拭き々続々と登ってくる、この登りはきつそうだ。ハシゴが終わるとまもなく夏遅くまで残る雪渓の上部にでた。今年の雪渓は少ないのかな?沢の左岸を下ると雪渓の付近はガスが沸き山頂は見えなくなった。途中の沢沿いで昼食にした。
C 仙丈ヶ岳を望む
北岳の左に甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳が見える。来年は登りたい山だ!
B 稜線から望む富士山
雲海から山頂を覗かせる富士山、どこで見ても美しい。
@ 雲がきれ日の出前の北岳
前日の雨がうそのように晴れ上がり素晴らしい展望が期待出来る1日が始まる。
E 中白峰から望む間ノ岳
中白峰は従走路の途中にあるが立派な3055mの山だ。そして日本第四位の間ノ岳、単独では登れない百名山は雄大な山容を見せる。
6:00 6:35/6:40 7:30/7:45 8:25/8:30 8:55/9:15 10:15 11:55/12:15 14:15 北岳山荘 → 中白峰 → 間ノ岳 → 中白峰 → 北岳山荘 → 八本歯のコル → 二俣 → 広河原