山行記録

ハイキング協会トップ

山に魅せられて

雄大な富士山

手前の三ツ峠山と富士山

小金沢山 山頂にて   11:15

狼平   10:20


山梨         牛奥ノ雁ケ腹摺山       (1,990

  稜線に出ると素晴らしい展望となり、眼下に大菩薩湖と西に南アルプスの山並みが見えた。石丸峠から10分ほど登ると山頂がどこだか良くわからないが登山道わきに天狗棚山(1957m)の標識がある。

  峠からは小金沢連嶺を南下するルートとなる。標高差は100m程度でアップダウンがあるが展望の登山道を歩く。多くの登山者はバスを利用した縦走登山をされるコースである。これから登る小金沢山と右に富士山が見える。牛ノ寝通りと小金沢山の分岐があり小金沢山に向かう。

  日本一長い山名の牛奥ノ雁ケ腹摺山と小金沢山は山梨県大月市の秀麗富嶽十二景の第ニ番で甲州アルプスの小金沢連嶺の中央に位置する富士山をメインとする 展望の山です。大月市には旧500円札に描かれた富士山が見られる雁ケ腹摺山と笹子雁ケ腹摺山の3座があり,どれも秀麗富嶽十二景に選ばれた富士山展望の山です。

左奥の雁ケ腹摺山と黒岳

快適な稜線を歩く

小金沢への稜線

  牛奥ノ雁ケ腹摺山での展望を楽しみ12:45分に下山を開始した。小金沢山に戻るとほとんど登山者はいなかった。大菩薩嶺から小金沢山までのピストンの登山者が多いいようだ。山頂直下の樹林帯の岩場を抜けササ原の登山道に戻ると乗鞍岳や八ヶ岳、金峰山などの展望を楽しみながら歩き、天狗棚山はトラバースして石丸峠に戻った。

  小金沢山は山梨百名山でもあり多くの登山者が休んでいた。山頂の左下に雁ケ腹摺山が見える。この山は大峠から1時間ほどで登れる山で旧500円札の富士山のモデルとなった山です。大峠からは黒岳に登り牛奥ノ雁ケ腹摺山に登ることが出来る。小金沢山から牛奥ノ雁ケ腹摺山へはほとんど高低差はなく平坦なササ原を歩き樹林帯を抜けると本日の目的の山、牛奥ノ雁ケ腹摺山に着いた。石丸峠から3時間20分かかったが、素晴らしい展望を楽しみながらゆっくり登ってきたからでした。

天狗棚山への分岐

小金沢山

熊沢山

石丸峠     9:50

1.山  行  日  : 2020年11月21日(土)
2.歩行 時 間  : 6時間20分
3.同  行  者  : 伊勢崎市ハイキング協会 19名
4.登山 コース  : 石丸峠登山口~石丸峠~小金沢山~牛奥ノ雁ケ腹摺山  往復

  前から登りたいと思っていた大菩薩嶺の南側に連なる小金沢連嶺の中央に位置する富士山展望の山。牛奥ノ雁ケ腹摺山に例会山行に参加して登ってきた。伊勢崎を5:55分に出発し大月ICより20号線と218号線の大菩薩初鹿野線を走り石丸峠の登山口に8:25分に着いた。当初上日川峠から登る予定だったが、コース短縮で小屋平バス停の石丸峠登山口から登る。駐車はバス停の100m手前の路肩に駐車した。今日は上日川峠の駐車場はすでに満車だと案内していたので変更して良かった。

  石丸峠で最後の展望を皆さんと楽しみ登山口の小屋平バス停に下山した。今日は天候に恵まれ富士山や南アルプスの山並と八ヶ岳や金峰山も見ることが出来、山の楽しさを同行の皆さんと満喫できた一日だった。

天狗棚山   10:05

大菩薩湖と南アルプス

  今日は目的地の山から雲一つない美しい富士山を楽しむことが出来た最高の富士山日和でした。ここからすずらん昆虫館に下ることが出来るが今日は往路を戻る。

小金沢山 山頂から見る富士山の展望が素晴らしく、手前に三ツ峠山が見える

左の黒岳と富士山

  牛奥ノ雁ケ腹摺山には登山者は数名しかいなかった。秀麗富嶽十二景にふさわしく、正面にすそ野を大きく広げた富士山が望める広い山頂でした。ここで富士山を見ながらの贅沢な昼食タイムにしました。

牛奥ノ雁ケ腹摺山   12:05

  樹林帯の登りが終わりトラバース気味に歩いていくと小金山への稜線が見え右に富士山が姿を見せ素晴らしい展望だ。開放的なササ原の登山道となりしばらく登ると石丸峠に着いた。

  小屋平バス停のある石丸峠登山口を8:35分に出発する。30分ほど登ると林道に出て右に100m程歩くと新しい石丸峠への登山道がある。しばらく樹林帯の登山道を登る。

  石丸峠は大菩薩峠への熊沢山と小金沢山の分岐で開放的なササ原の標高1910mの峠だ。大菩薩嶺は多くの登山者で賑わっているだろうがこのコースはマイナーなのか登山者が少ない。

石丸峠登山口の案内板

石丸峠への登山道を歩く

石丸峠から見る小金沢山

牛奥ノ雁ケ腹摺山への登山道

【コースタイム】

石丸峠登山口(8:35)→(9:50)石丸峠(9:55)→(10:05)天狗棚山→(10:20)狼平→(11:15)小金沢山(11:20)→(12:05)牛奥ノ雁ケ腹摺山(12:45)→(13:30)小金沢山(13:3.5)→(14:50)石丸峠→(15:50)石丸峠登山口

  急な下りが終わると平坦になり狼平がある。 小金沢山の山頂直下は岩が露出した急な登りとなり不明瞭な登山道となる。テープを頼りに登ると開放的な小金沢山の山頂に着いた。小金沢山は牛奥ノ雁腹摺山との2座で秀麗富嶽十二景の2番の山で、大月市で一番高い山で標高2014mある。 西暦2014年には多くの登山者が登られたのでしょうね?

  天狗棚山からは急な下りとなるが展望が素晴らしい。ササ原の登山道が美しくその先に富士山が見える。西には南アルプスの甲斐駒ヶ岳から仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳、など名だたる100名山が一望できる素晴らしい展望だ。

石丸峠に戻る皆さん

林道からの登山口

富士山が姿を見せる