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1.山 行 日 :   2020年8月16日(日) 
2.歩行 時間  :   6時間20分  登り: 4時間50分  下り:1時間30分
3.同 行 者 :   単独 
4.コ ー ス  :   西黒尾根登山口~西黒尾根~ガレ沢のコル~谷川岳(トマノ耳)~天神尾根~ロープウエー山頂駅  

          

谷川岳 トマノ耳  12:30

熊穴沢避難小屋まで50分で下山した。ここからは樹林帯の中ロープウエー山頂駅まで35分で戻ることができた。ロープウエーの最終が15時とのアナウンスが聞こえてきたが、間に合ったようだ。下山コースの天神尾根にはほとんど花が咲いていなかった。谷川岳は巌剛新道か西黒尾根コースで登るのは、きつい登山となるが展望と高山植物の花々を楽しみながら登れる近くて最高の山です。ロープウエーで駐車場に戻り登山計画書を提出した谷川岳登山指導センターに行き下山届を提出し、帰りは高速を使わずノンビリ一般道の国道17号線で帰路についた。

【コースタイム】


谷川岳    (1,977m)

谷川岳駐車場(7:30)→(7:45)西黒尾根登山口 → (8:05)鉄塔 → (10:17)ラクダの背 → 
(10:20)ガレ沢の頭(10:30) → (11:55)ザンゲ岩 → (12:30)谷川岳トマノ耳(12:35) →
(12:40) → 肩の小屋(13:10) → (13:35)天狗の留まり岩 → (14:00)熊穴沢避難小屋 → 
(14:35)ロープウエー山頂駅(14:55) → (15:20)谷川岳駐車場

樹林帯の急登

西黒尾根登山口   7:45

ガレ沢のコル  10:20

【山行記録】

熊穴沢避難小屋  14:00

クサリ場   13:50

登り始めて5時間00分でようやく谷川岳山頂に着いた。H27年に巌剛新道から登った時は4時間30分で登ったので30分オーバーだったが今日の暑さで良く登れたと感心した、一人だからマイペースで登ることが出来たのでしょう。新型コロナウイルスによる登山自粛のせいか、山頂には10名程の登山者しかいなかった。平成27年に登った時は山頂から肩の小屋まで登山者であふれかえっていて休む場所もなかったのが噓のようであった。

ザンゲ岩から20分ほど登ると山頂直下の緩やかな斜面に出た。キンコウカが草原に咲いていた。眼下には肩の小屋が見える。

何の花?

赤城山が見える

ラクダのコルからは本格的な岩場を登る。ここからは巌剛新道から何回か登っているコースとなる。展望が開けた尾根沿いの岩場の急登りが連続するハードなコースで今回は久しぶりの谷川岳で暑く体力が低下しているのか足が進まない。少し登っては小休止しながら登る。後から登ってくる登山者に次々とに抜かれて行くが、急ぐことはない。今日は一人なので疲れたら休みながら写真を撮り展望を楽しみながらゆっくりと登る。

これから登る山頂への最初のピーク

ペンキ印を登る

稜線に咲くミヤマシャジン

稜線の岩場をアップダウンを繰り返しながら登るとラクダ背に出る。正面にはこれから登る岩稜のピークがそびえている。

天狗の留り場      13:35      

下り始めは疲れていたのか太腿が痛くなって足が突けない。塩と86を飲みゆっくり下る。今日は登山者が少なく休まず下れる。足の痛みも取れクサリ場も順調に通過、朝登った西黒尾根の急峻な稜線を見ることも出来た。

身支度をして登山を開始、谷川岳登山指導センターで登山届を提出し林道を歩くとすぐに西黒尾根登山口がある。
登山口に湧き水があり一口飲んで登り始める。今日はとにかく暑い、いきなり樹林帯の急登が続く

谷川岳の西黒尾根は平成18年の9月に登った以来のコースです。新型コロナウイルスの関係で登山に出かける機会が少なくなっていたので久しぶりに西黒尾根からの谷川岳登山を計画し登ってきた。自宅を5:30分に出発し途中コンビニで食料を調達し水上IC~谷川岳ロープウエーの駐車場に6:20分に到着した。


稜線に咲くツリガネニンジン

オキノ耳への稜線

キンコウカ

山頂で写真を撮り肩の小屋に下山して昼食にした。2年前に平標山まで縦走した万太郎山への稜線が見える。もう一度歩きたいコースである。肩の小屋で30分ほど休み13:10分に天神尾根コースで下山した。

万太郎山への縦走路が見える

肩の小屋に下山

稜線に出ると天神平が見える  9:45

シモツケソウ

谷川岳は至仏山と同じ蛇紋岩で出来ている山で非常に滑りやすいので注意しながら登る。蛇紋岩なので高山植物も豊富に咲いている。この岩場は滑りやすいので直接登らず右側から登る。

ラクダのコルから見上げたピークを見下ろす場所まで登ってきた。20分ほどでピークを越してきたのだから1歩づつ前に進む事が登山には改めて1歩前にが大事なことが痛感する。

樹林帯の急な登りを休み休み登る、20分ほどで鉄塔に着いた。小休止して先に進む。時々雨が降ってきたが雨具を着る程でもないが久しぶりの急登で汗が吹き出て足が重い、何組かの登山者に追い越されていく。登り始めて2時間でようやく稜線に出た。正面に天神平が見える。5分ほど登るとクサリ場が現れる。今日のコースの手始めだ。

氷河の跡と呼ばれる蛇紋岩の岩場

蛇紋岩の滑りやすい岩

ラクダの背     10:17

ラクダの背から見る山頂への岩稜の稜線がそそり立つ。ラクダの背を下るとすぐ巌剛新道との合流点のガレ沢のコルに着いた。ここで小休止した。10分程休んでいると、ここに着いたとき登り始めた登山者がもう先端のすぐ下を登っているのが見えた。皆さん登るのが早い。

最初のクサリ場

ハクサンフウロ

ザンゲ岩   11:55

何度も岩場の小ピークを登り返しながら進むと左側に岩場が現れる。ザンゲ岩である。ここまで4時間程かかってようやく登ってきた。

肩の小屋

朝登った西黒尾根の稜線が見える

マチが沢を右に見ながら登るこのコースは高山植物の花々が咲いていて疲れた体を癒してくれ、楽しませてくれる

トリカブト

ミヤマウツボグサ