大月市 笹子雁ケ腹摺山 (1,357.7m)
笹子雁ケ腹摺山は山梨県大月市と甲州市の境にある山で山梨百名山である。山の直下に中央高速の笹子トンネルがある。渡り鳥であるガンが、その腹をするようにして尾根を飛んでいくことからその名がついたと言われる。大月市にはほかに、雁ケ腹摺山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山という山もある。
【山行記録】
富士山展望の山シリーズのクラブの例会に同行し大月市の笹子雁ケ腹摺山に登ってきた。伊勢崎を6:00に出発。関越道〜圏央道〜中央道と走り大月ICから20号線の新笹子トンネル手前の天野記念公園に8:00に着いた。20号線を渡り甲州街道を2分程歩くと登山口がある。ここは直登コースで登山口から山頂までの標高差は750m程度ありコースタイム約2時間の登りだ。冬の山はどこでも雪道は覚悟でアイゼンを必ず持参する。案の定先週降った雪が残り登山口から雪道の中を登ることになったがアイゼンはまだ必要なく登れた。
8:35 鉄塔
山頂直下にあるマイクロ波反射板
登り始めは杉林の中を登るトレースがあり登りやすい。登り始めて20分で鉄塔に出た。ここで全員アイゼンを着用し先に進むがここから傾斜がきつくなり久しぶりにフクラハギが痛くなってきた。夏道はジグザグのようだが積雪は30cm程あり直に登ったトレースもあり雪道は楽しい。
尾根に出ると富士山が姿を見せる山頂直下に反射板がありここを過ぎるとほぼ予定通り2時間でり山頂に着いた。山頂からは富士山や南アルプスの甲斐駒ケ岳、北岳、間岳から南八ケ岳の山並みも見え素晴らしい展望だった。40分ほど展望を楽しみながら昼食にし寒くなってきたので11:00に下山を開始。下山は往路を下る。途中数名の登山者が登ってきたがさすが雪山登山者は少ない静かな山だった。下りは1時間15分で駐車場に無事下山し帰路酒遊館で酒の試飲を楽しみ酒好きの皆さんはお酒を購入し伊勢崎に15:30分に着いた。
山頂から見た富士山
写真では良く分からないが手前の稜線に送電鉄塔が見え残念だった。
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