山行記録

■ トップページ


【コースタイム】
10:15       10:35         10:44       10:45/10:50     11:00         11:05        
登山口  →  鍛冶小屋跡   →  宝寿台   →  見下し岩   →  国司沢  →   天狗の相撲場  →  

11:20       11:33      11:35/12:20    12:30/12:35   12:40/12:45        12:55        
護摩壇  →  国司館跡  →  霊山城跡  →  東物見岩  →  蟻の戸渡り  →   弘法の突貫岩  →  

13:00/13:05   13:15/13:20  13:25/13:30     13:35        14:00
弁天岩入口  →  日暮岩  →  宝寿台  →  鍛冶小屋跡  →  登山口 

りょうぜん

福島      霊山   (825m)

一周約3時間ほどでハイキング気分で歩けます。

五百羅漢岩

蟻の戸渡り

  見下し岩から少し登ると日暮岩入口があり、霊山を周回しここに戻ってくる。国司沢は左側が開け岩峰に松が生た光景は群馬の妙義山のような風景でした。霞んでいなければここから安達太良山や吾妻小富士や東吾妻山が見える場所です。

  霊山は一般的には「れいざん」と読みますが、福島県伊達市にある霊山は「りょうぜん」と読みます。標高825mと低山ですが国の名勝、日本百景、うつくしま百名山、福島県立自然公園に指定されている。また岩崎元郎の新日本百名山にも選ばれている山です。霊山は南北朝時代の重要な城跡遺構として国の史跡野も指定されていて古くには修験道の山としても知られ、山中には護摩壇跡や様々な奇岩があり歴史を感じる山です。

パンフレットにある登山マップ

登山口の駐車場

追記
帰路、登山口から5分ほど相馬市側に行ったところにある福島で有名なアイスクリームや25種類のジェラードを出す「まきばのジャージー」と「福島りょうぜん漬け本舗」に震災復興の協力を兼ね立ち寄りました。


  東物見岩の下に学問の岩があり5分程で三角点がありその先に蟻の戸渡りがある。蟻の戸渡りと言っても岩尾根が少しあるだけの場所で特に危険な場所ではない。

  霊山城跡から10分ほど歩くと東物見岩に着く。ここは霊山の最高峰(825m)ですが登頂したという感覚が無く平坦な登山道からすこし岩が積み上がった場所のようでした。空気が済んでいればここから太平洋や蔵王連峰が見えるようですが今日は霞んでいて見えますんでした。

ジュウニヒトエ ?

東物見岩

  最後の岩を抜けると護摩壇に出た。ここの展望も良い修験者はここで瞑想に耽ったのでしょうか?護摩壇を後にこのコースで唯一のクサリ場と鉄の橋を渡り登り切ると国司館跡に出た。

護摩壇

親不知・子不知

護摩壇への胎内ぐぐり

 国司沢の先には天狗の相撲場があり立ち寄る、ここもハシゴが掛かる先に岩場がる。この先が護摩壇で古くからの修験道の山を感じる場所です護摩壇に向かう途中でニリンソウが咲いていた。

  登山口の駐車場は舗装され広くバスの駐車スペースもある。新しいトイレもありよく整備されている。準備体操を行い6班に別れ登山開始。林道から登山道に入ると階段が現れ20分ほどで宝寿台の岩場に出た。ここには階段があり時間がかかりそうなのでパスして進む。


【山行記録】
 今回の霊山は伊勢崎市ハイキング協会主催の市民ハイキングとして実施した。一般参加者38名会員43名の計81名にて伊勢崎市役所を6:00に出発した。2日前まで雨模様の予報だったが当日は曇り一時晴れとなった。朝6時に伊勢崎市役所をバス2台で出発し北関東道〜東北道の福島西ICから国道4号と115号線を走り10時に登山口の駐車場に到着した。

1.山 行 日 : 平成25年5月19日(日)
2.山    域 : 福島県伊達市
3.歩行時間  : 2時間40分


ニリンソウ

国司沢から見る岩峰

見下し岩

宝寿台

  蟻の戸渡りを後に五百羅漢岩や弘法の突貫岩を過ぎると弁天岩がある、ここはパスし日暮岩に登り日暮岩入口に戻り登る時にパスした宝寿台に希望者が登り登山口に戻った。霊山はゆったりした気分で奇岩・遺跡を楽しみながらノンビリ歩くのがふさわしい山でした。登山口に登山マップがあり地図を見ながら好きなコースを歩くことが出来ます。またこの山は紅葉の時が一番素晴らしいと言われています。

日暮岩入口

日暮岩から見る弁天岩方面

登り始めて1時間15分ほどで国司館跡に着いた。ここは南北朝時代に南朝の臣北畠顕家が後村上天皇を奉じ陸奥の国府を開いた場所で1347年北朝との戦いに敗れ落城し依頼、歴史から埋もれたままになったと言われています。国司館跡は平坦な広場に標識があるのみです。国司館跡のすぐ上に霊山城跡があるがここも城跡の面影は無く平坦な広場となっている。ここで昼食にした。

  護摩壇の入口にあたる場所が親不知・子不知がある、ここは左が切れ落ちているが柵があり安全に歩けるが頭上の岩が低く皆さんに頭注意と話しながら通過する。奇岩の間を通過したりと変化に富んだ場所でした。

  宝寿台からはなだらかな登山道になった。宝寿台から1分ほどで見下し岩がある。ここからは登山口の駐車場や霊山こども村が一望できる。

国司沢

見下し岩からの展望

霊山城跡

国司館跡

登山口にある案内板

鍛冶小屋跡