尾瀬ヶ原    (1,400m)

  5月21日に尾瀬の山開きが戸倉で行われいよいよ尾瀬のミズバショウシーズンの始まりです。今回尾瀬は初めてという 会社の仲間とミズバショウを訪ね尾瀬ヶ原に行って来た。

1.山 行 日 : 平成22年5月29日  天候晴れ
2.歩行 時間 : 4時間40分
3.同 行 者 : 会社の同僚 5名
4.コ  ー ス : 鳩待峠〜山ノ鼻〜牛首〜竜宮小屋〜ヨッピ吊橋〜牛首〜山ノ鼻〜鳩待峠 
  


【山行記録】

  前橋を6:00に出発し沼田ICから国道120号線を走り鎌田から尾瀬戸倉へ向かう。途中コンビニで食料を調達し7:30分に駐車場に着いた。前橋を出るときはドンヨリとした曇り空だったがここまで来ると青空が広がってきた。案内所で900円の乗車券を買いタクシーを呼んでもらうと6人乗りのタクシーが来て乗車。鳩待峠に7:55分に到着した。この時間はまだ登山者は少ない、今日は初心者で登山靴ではなくスニーカーを履いているので ボランテアの人に山ノ鼻までの登山道に雪が残っているか確認するとほとんど無いと言われ安心して出発した。

情報通り登山道にはほとんど雪が無く安心して下ることが出来た。急な階段も過ぎ平坦になると川上川の沢沿いに近づき湿地帯にミズバショウが咲いていた。

川上川の橋を渡ると広場で多くの登山者が休憩していた。ここまで45分で着いた。5分ほど休み歩き始めるととまもなく山ノ鼻に着いた。

山ノ鼻まで歩行時間50分で着きハイキング初心者にしては意外と早かった。8:55分に到着し9:00にいよいよ尾瀬ヶ原に向かう。尾瀬ヶ原に出るとまもなく燧ヶ岳が正面に見える。仲間も美しい光景に感激し尾瀬に来たの実感する。

振り向けば残雪の至仏山が美しい。生まれが関西のAさんはミズバショウが尾瀬ガ原の一面に咲いていると思ったというが実際は木道付近や湿地帯及び川沿いに咲いているのみである。しかし尾瀬の素晴らしいのは山々に囲まれた高層湿原に部分的ではあるが群生して咲いているのが見られる所である。

山ノ鼻から40分で牛首に着いた。まだ時間が早いのでベンチも空いていてゆっくり休む。牛首からは竜宮小屋に向け直進するとミズバショウと至仏山が美しい写真スポットで有名な下ノ大堀川に着いた。多くの登山者がカメラを構え写真を撮っている。今日は天候に恵まれベストショットが撮れた。

可憐に咲くミズバショウ

ショウジョウバカマ

リュウキンカは竜宮小屋手前の木道付近に咲いていた

竜宮小屋に10:45分に着き小屋前のベンチで昼食にした。我々が着いた頃は登山者が少なかったが食事が終わる頃には登山者であふれて来た。今日は久し振りにビールで乾杯しガスで湯を沸かしラーメンを食べた。食後のコーヒーも美味かった11:10分にヨッピ吊橋経由で戻る。記念にヨッピ吊橋を渡ってみたが結構揺れた。

川沿いに咲くミズバショウ

熊注意の看板があるヨッピ吊橋

ヨッピ橋からのコースは登山者も少なくのんびり歩けた。12:10分に牛首まで戻ると木道は登山者であふれていた。ここまでの周回コースを2時間30分で歩いてきた。まだまだ皆さん元気でした。

牛首から山ノ鼻まではツアーで来たハイカーや登山者が多くすれ違うのが大変だった。山ノ鼻手前にもミズバショウが咲いている。山ノ鼻に12:50分に戻り一休みしてビジターセンターで尾瀬を再確認し鳩待峠までの約200mの登りを同行者を励ましながら出発した。まだまだ多くの登山者が下ってくる、たぶん小屋泊まりの人達だろか?きつい登りも30分ほどで鳩待峠に着いた。ここは多くの登山者が帰りのバスを待っていて賑わっていた。ここで偶然クラブの人に出会った。バスに乗る前に来る時乗ったタクシーの運転手の名前と言うと偶然いて待たずに駐車場に戻ることが出来た。ミズバショウの見頃は今日と来週の日曜日がピークで特に6月第一日曜日は大混雑が予想される。天候が良ければ軽装でも入れ手軽に尾瀬を楽しめるこのコースは人気がある。天候が心配だったが登山初心者でも元気に歩くことが出来きた。今日きて本当にラッキーで同行者にも喜んでもらえ楽しい尾瀬山行となった。帰路「花咲の湯」に立ち寄り17:10分に前橋に戻った。


【コースタイム】  所要時間 : 7時間05分

 7:35       7:55/8:00   8:55/9:00  9:40/9:45   10:25/11:10
戸倉駐車場  ⇒  鳩待峠  →  山ノ鼻  →  牛首   →  竜宮小屋  →   
 
 11:35       12:10/12:20   12:50/13:05  14:05/14:20     14:40
ヨッピ吊橋   →   牛首   →   山ノ鼻   →    鳩待峠  ⇒  戸倉駐車場

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下ノ大堀川と至仏山