木曾 御嶽山 (3,067m)

  初めて3,000mの山に登ってきた。信仰の山で現在も多くの人たちが白装束姿で登っていた。山頂には立派な神社があり、山頂という感じがしないほど整備されていて、一般登山者には不釣合いの感じがする山だった。山頂からはあいにくガスで展望は出来なかったが、山麓から見る山容は雄大である。古くは「みやま・みたけ」などと呼ばれていた。御嶽信仰が普及するにつれ御嶽と呼ばれるようになった。親しみをもって「木曾の御嶽山」と言われている。

1.山 行 日  :  平成11年7月24日、25日(土、日)
2.天   候  :  曇り
3.山   域  :  岐阜県
4.標   高  :  3,067m
5.同 行 者  :  8名
6.所要時間 :  5時間20分  歩行時間 :5時間00分

〔 記録 〕
  21日21:00に伊勢崎を出発、藤岡ICから塩尻北ICまで高速道路を走り塩尻北よりR19にて田の原観光センターに1:30分に到着し車中にて仮眠をとり5:40分登山を開始。

  駐車場には白装束の信者の団体が大勢いて次々に登山していく。山岳信仰が今でも盛んなのだ。
五合目附近で後方の視界が開け雲海の中から富士山が見え感動するが、間もなくガスで隠れてしまった。登山道は人でいっぱいでゆっくり登る。八合目を過ぎると王滝頂上の山小屋が見えてきた、王滝頂上には山小屋脇に立派な神社がある。安全を祈願し剣ガ峰山頂を目指す。

 ここから剣ガ峰まではガレ場歩きとなる。 植物は何も無い、気温もかなり下がってきて素手だと手が冷たくなる。さすが3000mの山だ、山の気温は100mで0.6℃気温が下がると言う。平地で30℃でも山頂は12℃なのだから寒くて当然なのだ。剣ガ峰山頂直下に立派な階段があり最後の登りとなる山頂には立派な神社があり山岳信仰の山なのが良くわかる。

 山頂からの展望はガスで何も見えない、せっかく登ったのに残念だ。軽く昼食を取り下山する。下りは思ったより楽に降りられた。登山を始めて1年目で3000mの山に登ってみて高山病も出ず、登山道も整備されていて登りやすい山だった。帰路は途中馬篭宿に立ち寄り昔ながらの家並みを散策し、泊りは恵那峡の「かんぽの湯」に宿泊して帰路に着いた。

山頂より一ノ池を望む

【コースタイム】
   5:40          6:40     8:00    8:55/9:20 
田の原観光センター → 八合目 → 王滝頂上 → 剣ガ峰 →
                   11:00 
王滝頂上 → 八合目 → 田の原観光センター(登山口)

展望の開けた登山道

王滝頂上小屋を望む

田の原観光センター登山口を望む

山頂にて

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馬篭宿の家並み