山行記録

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日本百名山     大峰山  (1,915m)

駐車場脇に滝があった

行者環トンネル西口の駐車場

   大峰奥駆道出合からは急な下りとなる。寝不足でロングコースを歩いてきたので足が痙攣を起こしそうになった。86を飲み塩分を補給しゆっくりと下った。

   弥山神社で安全登山を祈願して弥山小屋まで戻り朝買ったサンドイッチとコーヒーで軽く昼食にした。休んでいたら2名ほど登ってきた。15分ほど休み13:00分に下山を開始した。

   栃木から来た言う登山者が山頂からは東に見える山が大台ケ原山と教えてくれた。元気な女性5人組の登山者が登ってきたので早々に下山した。弥山まで戻り5分ほどで弥山に登ってみた。天河神社の奥宮「弥山神社」の鳥居と山頂には弥山神社がある。

  弥山小屋からゆっくり登ったので40分で山頂に着いた。山頂からの360°の展望でしたが初めての大峰山脈ですので山名があまり解らないが東に見えるのが大台ケ原山と話していた。深田久弥の日本百名山では大峰山は大峰山脈の最高峰の八経ヶ岳となっていますが大峰山は現在では広義では大峰山脈を、狭義では山上ケ岳を指す。修験の山で大峰修験道の総本山は山上ケ岳です。一度は登ってみたい覗きもある山です。

八経ヶ岳山頂        11:45

   八経ヶ岳へは弥山から一旦下り登り返す、山頂直下に鹿よけの柵がある、ここには天然記念物の「オオヤマレンゲ」の群生地があり7月初旬頃が見ごろとなるようです。

弥山小屋への登り

弥山小屋到着         11:00

   弁天の森から25分ほどで聖宝ノ宿跡に着いた。ここには青銅の立派な行者像あった。大峰中興の祖”聖宝理源大師”の像とある。栃木から来たという登山者が10日以上九州から車中泊しながら登山していると話していた。明日は大台ケ原の登る予定とのこと、すごい人がいると感心した。

  登山道は全体が美しい森の新緑の中を歩く。弁天の森は標高が1600mのピークである。モミジの木が多く紅葉の時期は美しいでしょうね!登山道わきにコバイケイソウの群生地があった。花は当然咲いていません。

コバイケイソウの群生地

弁天の森          9:20

   登山口から1:10分で分岐に出た。ここまでの登山道は急な登りの連続でした。寝不足の体には堪えます。数名の登山者に先に越されましたがゆっくりマイペース登りました。稜線に出ると登山道は緩やかになり歩き易くなった。

尾根に出ると平坦な登山道となる

大峰奥駆道出合          8:55

シャクナゲが咲いていた

登山口からは平坦な沢沿いの登山道を歩き10分ほど歩くと木製の橋がある。

平坦の登山道を歩く

大峰山・弥山登山口     7:45

   到着したときは強風と雨で登山どころではなかったが皆さん車の中で天気を気にしながら待機しているようでした。朝食を済ませ1時間30分ほど休んでいたら雨がやみ風は吹いていたが7:45分に登山を開始した。  隣の車の登山者は神奈川から休暇を取ってきたと言い足早に登って行った。 

大峰奥駆道、弥山登山口の標識

行者環トンネル西大峰山登山口駐車場

登山口

  風も弱まり快晴の中だが樹林帯の登山道で歩きやすい。疲れていたのでゆっくり歩いたので弁天の森まで1:20も掛かってしまった。大峰奥駆道分岐までは20分で歩けたのでまずまずでした。この分岐からは行者環岳~大普賢岳へと続く修験道の道です。

弥山神社の鳥居

弥山山頂にある弥山神社

    弥山小屋を後に       13:00

大台ケ原山を望む

大峯奥駆道の案内板

鹿除けの柵がある

立ち枯れた木々

   弥山小屋で小休止し八経ケ岳に向かう。少し歩くと展望が開け正面に八経ヶ岳の美しい姿が現れた。斜面には立ち枯れた木々も美しく見える。

美しい八経ケ岳

沢を渡る木製の橋


   日本百名山の近畿地方で登っていない大峰山と大台ケ原山の2座を登り、ついでに南紀の熊野本宮大社・熊野速玉大社・那智大社・那智の滝~伊勢神宮・二見ケ浦と観光し帰りに三重県の御在所岳の登る計画を5月30日~6月2日の4日間で予定したが、天気予報で28日が紀伊半島から静岡にかけて大雨警報が出ていたが、29日・30日は天気は回復し快晴の予報となったので1日前倒し車中泊で出かけてきた。

   5月28日(火)夜20:00に自宅を出発し関越道~圏央道 と走り厚木PAあたりから雨が降ってきた。東名高速に入り静岡県の入ると雨足が強くなってきた。夜中の走行車両は90%以上が大型トラックで慎重に運転し1時間毎に休憩を取りながら新東名高速~伊勢湾岸道~東名阪道の亀山ICまで高速を走り名阪国道針IC~一般道を走り登山口の行者環トンネル西駐車場に6:10分に到着した。駐車料金は日帰りで1000円でした。登山者の車は6台ほど駐車していた。

1.山  行  日    :   2024年5月29日(水)   天候:晴れ
2.歩行 時間   :    6時間50分
3.同  行  者    :    単独


【コースタイム】
行者環トンネル西駐車場(7:45)→(8:55)大峰奥駆道出合→(9:20)弁天の森(9:25)→(9:50)聖宝ノ宿跡(10:00)→(11:00)弥山小屋(11:05)→(11:45)八経ケ岳(12:10)→(11:35)弥山小屋→(12:40)弥山→(12:45)弥山小屋(13:00)→(13:40)聖宝ノ宿跡→(14:20)弁天の森→(14:40)大峰奥駆道出合(14:45)→(15:35)行者環トンネル西駐車場

 

   朝の強風と土砂降りの雨で登れるか心配したが天気予報通り晴れ登ることが出来た。平日で登山者も少なかったが百名山の登山道は迷うことなくほぼ予定通りに歩く頃が出来た。ここから明日登る大台ケ原ビジターセンターの駐車場まで行き車中泊します。

   大峰奥駆道出合から50分でようやく登山口に戻ることが出来た。日本百名山の大峰山として八経ケ岳への日帰り登山は今回のコースで皆さん登られているので登山道は良く整備されていた。

木製の橋

登山口に戻る              15:35

   

   聖宝の宿跡からは弥山小屋への辛い階段の登りが続き寝不足の体に答えます。ゆっくり一歩一歩登りました。11:00に弥山小屋に着いた。ここには立派な山小屋で縦走登山者が利用されるようです。

聖宝ノ宿跡         9:50

理源大師像

   立派な木製の橋である。橋を渡ると大峰奥駆道出合まできつい登りとなった。途中にシャクナゲが咲いていた。大峰奥駆道は吉野山から熊野本宮を結ぶ100kmにも及ぶ縦走路で修験道でもある。

弁天の森              14:20

大峰奥駆道分岐          14:40

八経ヶ岳

奥駆道出合

弁天の森

鉄製 梯子

急な下り