北八ケ岳 北横岳〜6池めぐり (2,474m)
八ケ岳は天狗岳を境に北八ケ岳の蓼科山と南八ケ岳の赤岳と山容の異なる二つの日本百名山を持つ長大な山脈で、苔むすシラビソの原生林と豊富な高山植物や岩塊の山頂と変化に富んだ自然が楽しめる山並である。また樹林帯の中に大小の池や沼が点在するコースを手軽に楽しめるハイキングコースがある。特に雪の消える6月から紅葉の10月が最適である。今回は北八ケ岳の北横岳に登り、七ツ池、亀甲池、双子池、雨池、茶水池を巡るコースを歩いて来ました。
1.山 行 日 : 2007年8月25日(土)
2.歩行時間 : 5時間35分
3.地 図 : 昭文社 山と高原図 (32)
八ケ岳・蓼科 1:50,000
4.同 行 者 : ハイキング協会22名
双子池(雌池)
【コースタイム】
4:20 4:40 5:50 6:50/8:00 8:10 8:50/9:15 9:35/9:40
伊勢崎 ⇒ 本庄IC ⇒ 佐久IC ⇒ ピタラスロープウエイP ⇒ 山頂駅 → 七ツ池 → 北横岳 →
10:50/10:55 11:35/12:15 13:35 14:55 15:00/15:10
16:20 17:25 18:00
亀甲池 → 双子池 → 雨池 → 茶水池 → 麦草峠
⇒ 佐久IC ⇒ 本庄IC ⇒ 伊勢崎
【山行記録】
今回は伊勢崎市ハイキング協会の例会山行に参加し北八ケ岳の池めぐりをして来た。八ツ岳は手軽に雄大な山岳気分が楽しめる山であるが、大小の池が点在する自然豊かな山でもある。
![]() |
@ ピタラスロープウエー駅 6:50/8:00 伊勢崎を4時20分に出発し本庄ICから佐久ICまで上信道を走り北横岳ロープウエー駅駐車場に6時50分に到着した。ロープウエーの運転が8時からで始発までしばらく待つ。 |
![]() |
A 坪庭 8:10 ロープウエーに乗り10分ほどで山頂駅に着く。北横岳の噴火で出来た溶岩台地の坪庭の遊歩道から北横岳への登山道に入りしばらく登ると北横岳フュッテに着く。 |
![]() |
B 七ツ池 8:50ー9:15 北横岳フュッテの右下に下ると今回の池めぐり最初の七ツ池に出る。七ツ池と言うから七ツの池めぐりが出来ると思ったが最初の池を半周して引き返す。 |
![]() |
C 北横岳 9:25−9:30 北横岳フュッテを後に10分ほど登ると北横岳南峰に着いた。ここからの展望は素晴しく北に蓼科山が望めた。 |
![]() |
写真ではよく見えないが槍ヶ岳や御岳山、鹿島槍ヶ岳など北アルプスの山々が見渡せる。 |
![]() |
南には南八ケ岳の赤岳、阿弥陀岳などの山並みが望める。 |
![]() |
D 北横岳 北峰 9:35−9:40 北峰からの展望も素晴しい。山頂は八ケ岳特有の岩が積み重なっている。浅間山や群馬の赤城山、荒船山まで展望できた。 |
![]() |
北横岳を後に亀甲池に下る。このコースは大河原峠から北横岳に登る登山コースでもあり次々と登山者が登ってきた。急な下りで登るのもキツイ登りです。どんな山でも登りはキツイですがね!登山道脇には八ケ岳特有の苔むしたシラビソ林が続く。緑の苔に日が当たり美しい風景を見せてくれた。 |
![]() |
E 亀甲池 10:50-10:55 北横岳から1時間10分で亀甲池に着く。亀甲と言うから池の模様が亀ノ甲の様に見えるのかと想像したが普通の池でした。水が意外と少なかった。 |
![]() |
F 双子池 9:35-12:15 亀甲池を半周し40分ほど歩くと双子池の雄池に出る。池の淵でキャンプをしている人がいた。雄池を半周すると双子池フュッテがあり雌池がある。 |
![]() |
この池はフュッテの水に使用しているようで、ザックや食料を持ち込まないように小屋の人が監視していて入ろうとする人に注意をしていた。個人所有の池のようです。双子池は水がブルーで美しい池でした。ここで昼食タイムにした。双子池を後に双子池フュッテの裏手から林道を歩く。しばらくすると双子池への案内板のある林道のT字路を右に進む。 |
![]() |
G 雨池 13:35 林道からは浅間山方面の展望が開けている。途中でマウンテンバイクの人が草むらに小鳥が動けないでいるよ知らせてくれ皆んなで興味深く覗き込む。確かに弱った小鳥がいました。といっても助けようがない。北横岳への分岐を右に見てさらに進むと林道から左に下ると今回の池めぐりで最大の雨池に出た。この池も美しい池でした。 |
![]() |
H 茶水池 14:55 雨池を後に木道をしばらく歩くと双子池への林道出る。林道を少し歩き麦草峠への案内板に従い右の笹原に入り車の走行音が聞こえてくると小さな茶水池に出た。茶水池で今回の池巡りも終わり。池のすぐ脇が国道299号で麦草峠です。 今回は山登りは北横岳のみで、八ケ岳の自然を楽しみながら様々な池巡りが出来た。 |