岩殿山 (634m)

 岩殿山は山梨県大月市にある 。武田家の家臣小山田氏が築いたと言われる城跡で居城というより烽火台などの軍事的役割を果たした山城である。山頂にはアンテナがあり烽火(のろし)台の標識がある。桜見物と適度な山歩きを楽しむクラブのお花見山行に参加してきました。

1.山 行 日 : 平成19年4月8日(日) 天候 : 晴れ
2.歩行 時間 : 3時間20分
3.同 行 者 : 伊勢崎市ハイキング協会  43名

【コースタイム】
 8:30        9:05    9:45/9:55   11:15/11:30    11:50/14:10     14:25
大月市民会館 → 吊橋  →  稚児落し →  岩殿山  →  ふれあいの館 → 大月市民会館

@ 吊橋  9:05

今日は桜見物を兼ねたクラブの花見山行に参加。バスで伊勢崎を6:00に出発し本庄ICより関越道から鶴ヶ島JCより圏央道であきる野ICで一旦降り八王子ICから中央道に入り大月ICで降り大月市民会館に8:20に到着した。途中談合坂SA付近で事故渋滞に会う。43名の参加で3班に分かれ出発する。30分ほど車道を歩き吊橋を渡ると浅利の集落があり登山道に入る。
緩やかに登っていくと展望が開け富士山が霞んで見えた。
A 稚児落し  9:45

 稚児落としとは?変な場所と思いきや、戦国時代、敵に追われ、稚児の泣声で敵に見つからないように、やむなく投げ落としたという断崖絶壁を「稚児落とし」と呼ばれていると言う。・・・・悲しい話ですね。
断崖の上に立つと足がすくむ切れ落ちた大岸壁でした。
稚児落としから、やせ尾根を歩いていくと小ピークの天神山で一旦下ると兜岩へのクサリ場のある直登コースと林内コースの巻道の分岐がある。今日は大勢での山行であり巻道を辿る。
登山道にヤシオツツジが咲いていました。
B 岩殿山山頂  11:15

兜岩の北斜面を巻くトラバース道を辿り、ロープの張られた急斜面を登ると兜岩への分岐に出でる。この辺りに来ると岩殿山からの大勢のグループが登ってきた。ここにくると正面に岩殿山が見えてくる。一旦下り登り返すと山頂に到着した。山頂からは眼下に大月市が一望でき富士山も望めた。ザックを置き烽火台まで往復。山頂では桜の下で食事を楽しむ登山者で溢れていた。
C ふれあい館  11:15

山頂を跡に階段を下ると、ふれあい館があ。ここで満開の桜の下で昼食にした。桜の花びらが舞うなかのんびり食事を楽しみ、ふれあい館を見学。大月市出身の山岳写真家白旗史朗の富士山の写真展が開かれていた。
D 大月市民会館  14:25

ふれあい館を後に階段を下ると登山口の車道に出て桂川の橋を渡れば市民会館に15分で着いた。振り返れば岸壁の岩殿山が満開の桜咲く姿を見せていた。
E 猿橋

帰路の途中猿橋に立ち寄り見物。猿橋は日本三奇橋の一つで、橋脚を使わずはね木で支えられている。同じ構造で作られている岩国の錦帯橋が有名ですね。

【記録】

■ トップページ

■ 山の記録

■ クラブの記録