■山行記録
日本百名山 魚沼(越後)駒ケ岳 (2,003m)
関越自動車道の石打から小出付近を走ると魚沼三山の駒ケ岳、中ノ岳、八海山が見える。駒ケ岳 は中ノ岳(2,085m)に及ばないが堂々とした姿を見せる奥深い山である。
【コースタイム】
6:25 7:00/7:05 7:55/8:00 8:35/8:40 10:25 10:55/11:50 12:10/12:15
枝折峠 → 明神峠 → 道行山 → 小倉山 → 前駒 → 駒の小屋 → 駒ケ岳
15:50
枝折峠から見る駒ケ岳
【山行記録】
魚沼駒ケ岳は2001年7月に登って以来2度目である。日帰り登山では山頂までのアプローチが長く奥深い山である。駒ケ岳への最短コースである枝折峠からは標高差940mあるが緩やかな尾根道のアップダウンを繰り返しながら樹林帯の中を登り前駒に出ると一気に展望が開け残雪の駒ケ岳が現れた。
![]() |
@ 枝折峠駐車場 6:25 伊勢崎を4:20分に出発。関越道小出ICから奥只見シルバーラインを走り枝折峠に6:10分に到着した。すでに上の駐車場は満車で、下の駐車場に駐車した。 |
![]() |
A枝折峠 駐車場のトイレ脇から整備された林道を登ると正面に越後駒駒ケ岳が姿を見せた。しかし遥か先で小さく見える。 |
![]() |
B明神峠 7:00 枝折峠から稜線上の樹林帯を30分ほど登ると枝折大明神の祠がある。ここは避難小屋になっているのか中が意外と広かった。ここを左に5分ほど登ると明神峠となる。 |
![]() |
C道行山 7:55 明神峠からは、さらに稜線上の樹林帯をひたすら登る。暑さで汗が止まらない、蒸風呂状態となる。水分を適度に補給しながら歩く。 |
![]() |
D小倉山 8:35 小倉山は道標から5分で往復できるがパスして先に進む。 |
![]() |
E前駒 10:25 登り始めて4時間でようやく前駒に着いた。ここからは一気に展望が開けた。 |
![]() |
正面に残雪の美しい駒ケ岳が見える。小ピークを登り、岩場を登り切ると駒に小屋に着いた。 |
![]() |
F 駒の小屋 10:55 駒の小屋には多くの登山者が休息していて賑わっていた。丁度先客の団体さんが下山して行ったので小屋前のベンチで昼食にした。 ここの水は冷たく美味かった。ここまで1リットルの水を飲んできたため水を補給し山頂を目指した。 |
![]() |
小屋の先を僅か登ると雪渓があり、ヒンヤリとした風が吹きぬけ汗も引く快適な登りとなる。 |
![]() |
G 越後駒ケ岳山頂 12:10 雪渓を登り詰めると中ノ岳への分岐があり、駒の小屋から20分ほどで山頂に着いた。 |
![]() |
残念ながらガスで展望は出来なかったが、登り始めて5時間50分と長い道のりを登り切って山頂に立てたことに大満足だった。 |
![]() |
H 駒の小屋 12:30 小屋で美味い水でノドを潤し下山を開始した。 |
![]() |
下山途中で足を骨折したのか、けが人がいた。救助を要請したのかヘリコプターが2度ほど飛来したがガスで登山者を発見できなかったのか飛び去った。しばらく下ると消防のレスキュー隊が10名ほど登ってきた。まだケガ人の場所までは2時間くらいかかる場所で明るいうちに救助できるか心配だった。枝折大明神に15:50分にようやく下山した。後は枝折峠まで下るだけ。 |
![]() |
I 枝折峠 15:50 登り始めて10時間でようやく下山した。駐車場には消防署の車がいて無線で連絡していた。ちょっとしたケガで歩行できなければ救助が必要となる。安全登山が一番ですね。 |