アズマイチゲ

アズマイチゲは水はけの良い山地に生育するキンポウゲ科の多年草。腐葉土の堆積した雑木林や傾斜地には群生も見られます。春一番に咲くアズマイチゲは、他の植物に先駆けて枯れ葉の間から緑の少ない褐色の地上に姿を現し、次々に花を付けます。まだ遅い雪や霜もありますが、それらに負けない力強さを持った花です。花が茎の先に1個だけつくので、イチゲ(一輪草)。関東産のイチゲという意味でアズマイチゲです。

伊豆ヶ岳へ戻る