■山行記録
2015-3
茨城 雨引山 (409m)
雨引山(あまびきさん)は、茨城県桜川市にある標高409.3mの山である。嵯峨天皇の時代、干ばつにより大飢饉の際にこの山で降雨の祈願をしたところ7日間に渡り雨が降り続いたことから雨引の名前が付いたといわれる。山頂直下にある弘法大師ゆかりの雨引観音は歴史ある寺院で安産と子育ての観音様として有名で桜やアジサイの名所としても知られている。
山頂で40分ほど休憩し下山。加波山分岐を右に折れ下ると30分ほどで雨引観音の裏手に出た。雨引観音は安産と子育ての観音様が祀られている坂東観音霊場第24番札所でもある。
筑波山が見える
雨引山にて
電波塔から山頂への最後の登りとなる。木の階段が250段ほどあるが10分ほどで雨引山頂に着いた。山頂からは南側が開け燕山から加波山への山並みと正面に筑波山が見える。今日は霞んでいたがスカイツリィーが見えた。空気が澄んでいれば富士山も見えるようです。
本堂
6月には紫陽花が咲く正面の参道
境内にはクジャクが放し飼いさてていた。また仁王門の天井には龍が描かれている立派な山門である。
歴史ある雨引観音で一年の安全登山を祈り境内を散策した。
御嶽山神社から平坦な遊歩道を歩くと右奥に電波塔が見え採石場のフェンスが左側に現れると標識に従い右に急降下する。橋が架かった沢があり、こんな低山の沢でも水が流れていた。ここからまた急な木の階段の登りとなりNTTの電波塔にでた。
沢にかかる橋
分岐
駅南側を線路沿いに歩き踏切の道路を右折ししばらく歩くと御嶽山の登山口に出る。登山口には駐車場とトイレがある。
冬の山は夏には登れない里山をトレーニングを兼ね歩くのも楽しい。今回は茨城県桜川市の雨引山に登り雨引観音を訪ねた。伊勢崎を7:15分に出発し北関東自動車道の桜川筑西ICからJR水戸線の岩瀬駅の南にある「つくばリンリンロード休憩所」の駐車場に9:00分に着いた。
9:15 9:30/9:35 9:50/9:55 10:45/10:50 11:00/11:40 12:10/12:30
岩瀬駅 → 御嶽山登山口 → 御嶽山神社 → NTT電波塔 → 雨引山 → 雨引観音
今回の登山コースは遊歩道としてよく整備されていて地元の方に親しまれ日々のトレーニングの場としても良く登られているようでした。筑西市の日帰りり入浴の「あけの元気館」に立ち寄り冷えた体を温め帰った。
仁王門の天井に描かれている龍
「一に安産 二に子育よ、三に桜の楽法寺」
と俚謡に詠われているように、安産子育 祈願のみ寺として昭和の御代と共に庶民信仰の中に深く定着したのである。
ことに近年雨引山楽法寺付近が国定公園地帯に指定され、自動車道が観音堂の真下 まで整備せられるに及んで、東京方面より雨引山楽法寺の四季を楽しむ行楽客が 踵を接して訪れるようになり、加えて境内の一角に「センターあまびき」が開業する 等、雨引山一円は信仰と行楽の地として一躍世の視聴をあつめるに至ったのである。
春は桜・牡丹・つつじ。初夏萌え出る新緑。さみだれの6月には参道を埋めんばかりの三千株の 「あじさい」。秋は満山の紅葉等、汲めども尽きぬ雪月花のおもむきは雨引山 ならではの景観であります。
御嶽山神社の展望台
左に尾根への階段があり右に進むとすぐ不動の滝がある。、大きな柄杓があり水飲み場になっている。ここから遊歩道は左の尾根に登り雑木林を進むと御嶽山神社の鳥居に出た。神社の展望台からは岩瀬の町並みが見える。
不動の滝
御嶽山の登山口にある案内板
1.山 行 日 : 平成27年1月17日(土)
2.歩行 時間 : 2時間00分
3.同 行 者 : 伊勢崎市ハイキング協会 27名
雨引観音はもうすぐだ
境内にいるクジャク
仁王門
加波山への分岐
リンリンロードの駐車場