■山行記録
新型コロナウイルスの感染予防からハイキング協会の例会山行が思うように実施出来ない中、昨年10月頃から不整脈があり心電図検査で心房細動の頻脈が見つかった。クスリで様子を見ていたが今年1月に鍋割山に登った時、息切れと疲労で数回立ち止まりながら何とか登ったが、日常生活でも支障が出るようになり7月に不整脈の手術を受けた。カテーテルアブレーションという手術で肺動脈から心臓への心拍数を制御する神経を焼却する手術で2泊3日の入院でした。今は簡単に手術出来る時代になったと思いました。手術後1週間が立ったので病院で心電図を取ったところ不整脈は見られないとのこと、趣味の登山をしたいので山に登っても良いか先生の許可を取りトレーニングに簡単に登れる赤城の鈴ケ岳に登ってきた。
赤城 鈴ケ岳 (1,564.7m)
1.山 行 日 : 2021年8月1日(日)
2.歩行 時間 : 2時間50分 所要時間 : 3時間10分
3.同 行 者 : 単独
4.コースタイム: 鈴ケ岳登山口(10:50)→(11:30)鍬柄山(11:35)→(12:15)鈴ケ岳→
(13:05)鍬柄山(13:25)→(14:00)登山口
地蔵岳
鍬柄山 11:30
ハクサンシャジン
鍬柄山を後に進むと下りとなり両側が切れ落ちた稜線がある。慎重に下ると北周りとの分岐の鞍部に出た。以前出張峠から鈴ケ岳に登った時にここに登り上げたことを思い出した。ここから鈴が岳へは400mの最後の登りとなる。岩場を登っていると突然雷が鳴ってきた。慌てて下山してくる登山者がいた。
登山口から緩やかなクマササの登山道を登る。登り始めは少し息切れがするがしばらく登っていないため体がついてこないようだ。40分ほど登ると視界が開け鍬柄山に着いた。
鈴ケ岳登山口 10:50
ドシャブリの中岩場を注意して下る。途中で雨の中登ってくる登山者に出会う。鞍部に25分で下り小休止していると晴れてきた。ここでは3名の若者が雨宿りしていた。ここから鍬柄山への急な登りとなる。登り始めてまもなく雨がやみ日が差してきて先ほどの雷と雨が嘘のよな天気となり、雷も遠くに去っていった。登山中の雷は怖いですね初めての体験で落雷もなく通過してホッとしました。
ホタルブクロ
鍬柄山に戻っると先ほどの雨が嘘のように快晴となった。ここで簡単に昼食にした。鍬柄山を後に下山すると登るときに気が付かなかったハクサンシャジンやホタルブクロが咲いていた。
鈴ケ岳手前の岩場
切れ落ちた稜線
鈴ケ岳山頂に1時間25分で到着した。雷が頭上で鳴っていてポツリ、ポツリと雨が降ってきた。登山を始めて雷に出会ったのは初めだ。長居はできないので写真を撮り急いで下山。途中の岩場に差し掛かると大ぶりの雨となり急いで、雨具を上着だけ着て下った。
下山も1時間25分で下ることが出来た。登山口の道標に鈴け岳まで2.3kmとある。病み上がりの体を心配しながらの登山となったが大きなトラブルもなく歩け一安心した山行となった。もう少し登山の機会を増やし少しづつ体力をつけよう。帰路時間があるので観光客で賑わう覚満淵を散策して帰った。
新坂峠の駐車場
登山口 14:00
荒山と右に鍋割岳
鍬柄山は展望が良く赤城の山々が一望できる。大沼越しに黒檜山や東に地蔵岳、荒山、鍋割山が展望できた。
鞍部
鍬柄山への登り