足利 仙人ケ岳(662.9m)・赤雪山(620.6m)
1.山 行 日 : 2011年4月21日(木)
2.山 域 : 足利
3.歩行 時間 : 5時間50分(途中休憩含む) 所要時間: 6時間20分
4.同 行 者 : 単独
仙人ケ岳は足利市の小俣駅から北に8km奥の位置し登山コースは静かな沢と変化に富んだ岩尾根コースがある。南には石尊山・深高山もあり人気のある里山である。
【山行記録】
秩父7峰縦走ハイキング大会が24日に開催され今年は平成13年に参加し10時間30分で完走て以来10年ぶりに再挑戦する予定だが長時間の縦走トレーニングが出来なかったので前回の時トレーニングに登った足利の仙人ケ岳に出掛けてきた。
仙人ケ岳へは沢沿のコースで登り猪子トンネルに下るのが一般的であるが今回はトレーニングのため山頂へ登り上げる猪子トンネル側からの逆コースで登ることにした。朝ノンビリして9時に出発したため登山口に着いたのは10時20分となってしまった。平日なので登山者は少ないようだ。10時30分に登り始め10分ほどで猪子峠に着いた。仙人ケ岳はここから2時間30分と案内板にある。ここを左に登るがいきなり急登となるが5分も登れば平坦になる。このコースは低山でありながらいくつものピークを登りながら岩尾根を辿る変化に富んだコースでもある。
猪子トンネル
110:40 猪子峠(仙人ケ岳・深高山分岐)
ヤマツツジ
ミツバツツジ
アカヤシオ
登り始めると間もなくヤマツツジやミツバツツジ、アカヤシオが咲いていた。ツツジを見ながらアップダウンを繰り返しながら標高を上げていく。
11:40 犬帰り
犬帰りはクサリに自信の無い方には巻き道もある。犬帰りからは岩尾根となり展望が時々開け南側の山並みを見ると山桜やアカヤシオで山肌がピンクに染まっていた。沢コースとの分岐となる熊の分岐に着くまでに夫婦の登山者1組に出会っただけだった。分岐から山頂までは20分ほどだ。
12:15 熊の分岐
分岐から少し登ると館林から来たという単独行のおじさんが山登りを始めたばかりだが山登りは楽しいですね話していた。一人歩きは怪我をしないように注意しながら歩いてくださいと話し別れた。登り始めて2時間で仙人ケ岳山頂にに到着。山頂には1組の夫婦がいて写真を撮ってもらい昼食にした。このまま下山したのでは早すぎるので赤雪山まで足を延ばしてみようと思い25分ほど休憩し出発した。山頂を少し下ると赤雪山へ3.9Kmと書かれた道標がある。
12:30 仙人ケ岳(662.9m)山頂にて
赤雪山分岐
赤雪山へはいきなり急降下し杉林の中や雑木林の尾根道を歩く。所々に道標があり良く整備されているがあまり歩く登山者は少ないようだ。所々踏み跡がなくなるが赤テープを頼りに歩けば迷う事ない。
大小15カ所ほどのピークがあったが急な登りでも2〜3分もすれば登れるのできついとは感じないで歩けた。当然誰にも出会わないため先日買った熊よけの鈴を鳴らしながら歩くがこの鈴はうるさいほどよく響き熊よけには効果があるようだ。
14:20 赤雪山(620.6m)にて
登山道からみる仙人ケ岳
仙人ケ岳から赤雪山まで1:15分で着いた。この時間では山頂には誰もいないので写真を撮り5分ほど休憩し戻ることにした。復路も往路と同じ1:15分で仙人ケ岳に戻ることが出来た。仙人ケ岳の登山道に戻る最後の登りは結構きつかったが往復2時間30分は丁度良いトレーニングとなった。仙人ケ岳から熊の分岐に20分で戻り下山は沢コースを下る。
タチツボスミレが登山道脇に咲いていて沢沿いにはニリンソウが群生して咲いていた。沢を何度か渡り返しながら20分で生満不動に着き立ち寄りる。美しい新緑を楽しみ下ると里ではヤマブキが咲いていた。登山口に16:50分にようやく戻ることが出来た。今日は出発が遅く赤雪山まで往復したため歩行時間:5時間50分(所要時間:6時間20分)となり遅くなってしまったがアカヤシオやニリンソウなどの花に出会え充実感のある山歩きが出来た1日だった。
ニリンソウ
■山行記録
NO9
要所にある立派な道標
スギ林の登山道
【コースタイム】
登山口(10:30) → 猪子峠(10:40/10:45) → 犬帰り(11:40 → 熊の分岐(12:15 ) → |
仙人ケ岳(12:35/12:55) → 赤雪山分岐 → 赤雪山稜線コース(途中休憩10分) → 赤雪山(14:20/14:25) → |
赤雪山分岐(15:45) → 熊の分岐(16:00) → 生満不動(16:20) → 登山口(16:50) |