吾妻  岩櫃山  795m

 中之条町を過ぎ国道141号進むとJR吾妻線郷原駅に近ずくと200mにも及ぶ岸壁を見せる岩櫃山がある。低山でありながらクサリ場もあり変化に富んだ山は山頂からの展望も素晴らしい。今回は紅葉に萌える岩場でのロープワークを学びながら歩いてきました。
1.山行日  : 平成15年10月26日(日) 天候:晴れ
2.同行者  : 14名   
3.歩行時間 : 3時間30分  所要時間 : 5時間25分
4.コース   : 蜜岩コース〜山頂〜赤岩コース

【コースタイム】
    8:35       9:05    9:40/10:30  10:40/10:45  11:00/11:30
    郷原駅 → 蜜岩登山口 → 鞍部 → 天狗の架橋  → 岩櫃山 →
   11:35/12:25  12:55/13:15   14:00
    岩 場  →  クサリ場  →  郷原駅

【記録】

 今回は岩場の登り方、ロープワークの現場研修を兼ねて吾妻町の岩櫃山に登って来た。駐車場は駅構内か手前に岩櫃山登山口の標識のある駐車場がある。登山口は郷原駅東の踏切を渡りT字路を左に進む。紅葉に染まりそそり立つ岩峰を望みながらY字路をさらに左に進むと蜜岩コースの登山口が有る。スギ林の中を登るとコル手前にガレ場がありクサリがある。注意して登り詰めるとコルに出る。ここでザイルの結び方の実地訓練をした。ザイルの結び方を憶えておくと、いざという時に身を守る・・・しかし日頃から練習していないといざという時に忘れてしまいそうですね。

 コルから右手の岩を縫って登り木の根を掴みながら登ると約5m程の岩尾根の「天狗の架け橋」がある。リーダーがザイルを張り先ほど練習した「やもい結び」でザイルを腰に巻き、カラビナでザイルに掛けて渡る。ここからはクサリ場、ハシゴが続き山頂直下に出る。狭い山頂へはクサリとハシゴを登るため順番待ちとなった。山頂からは低山にもかかわらず展望は素晴らしい。紅葉の岩肌や赤城山、榛名山、谷川連峰や草津の山並みと大パノラマだ。昼食は一旦下り広い岩場で展望を楽しみながら、参加者からの色々なおかずが出され満腹だ。下山は赤岩コースを下る。クサリの急坂を下り二つの大きな岩の間をくぐり天狗の蹴け岩を過ぎ、スギの樹林帯を抜けると赤岩コース登山口に出る。見上げると今登って来た岩櫃山がそそり立って見える。あとは農道をノンビリ歩き駐車場に戻った。帰りは原町の岩櫃城温泉に立ち寄り帰路に着いた。

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