飯豊山3日目は大日杉登山口に下山するだけ。あいにくの天候で本来の飯豊連峰の山並みは展望出来なかったが、さすが花の山期待どうりの山だった。今度登る機会があれば天候に期待して再度登りたい山だ。
3日目(13日) : 飯豊本山小屋〜切合小屋〜地蔵岳〜大日杉登山口
《コースタイム》: 所要時間 6時間15分
5:10 5:15/5:25 5:55 6:40/6:45 7:05/7:10
飯豊本山小屋 → 水 場 → 御秘所 → 切合小屋 → 水 場 →
7:40/7:50 8:25 9:25/9:35 9:45 10:40
11:25/11:50
御沢別れ → 目洗清水 → 地蔵岳 → 滝切合 → 御田 → 大日杉登山口
【記録】
今日は下山のみ、しかし朝起きると相変わらず雨が降っていた。御前坂の急坂を足早に下る、時々ガス切れ展望が開けるが全容は見えない。御秘所の岩場を慎重に降りる、岩場にマツムシソウが可憐な姿で咲いていた。切合小屋に1時間30分で到着。水場を後に川入りへの分岐から御沢に一旦下り小休止して御坪に登り返す。
地蔵岳までのアップダウンを繰り返しながら歩き9時25分に到着。後は樹林帯の中を歩きザンゲ坂のクサリ場も無事通過し本山小屋から6時間15分で登山口に到着した。山頂付近の雨がうそのように下界は晴れていた。帰路白川温泉に入浴し3日間の疲れを取り昼食にした。盆休みで帰省したのか多くの人々で賑わっていた。
飯豊山は奥深くどのコースをとっても簡単には山頂に立てず、山小屋も素泊まりのみで食糧を持参しなければならない。しかし稜線上での広大なお花畑は群馬の山では味わえない感動を与えてくれた。心に残る山旅の1ページとなった。
【山に魅せられて】また何処かの山で自然の素晴らしさを求め山歩き出来ることに感謝して今回の山行は終わった。
NO3
飯豊本山より大日岳に続く登山道
マツムシソウ
ニッコウキスゲ
チングルマの群生地
ハクサンチドリ