五竜岳 (2,814m)
五竜岳
【2日目 コースタイム】 歩行時間 :6時間10分
4:30 5:30/5:35 6:20/7:20 8:10 9:20/9:25
五竜山荘 → 五竜岳 → 五竜山荘 → 西遠見池 → 大遠見山 → 中遠見山 →
9:50 10:45/10:50 10:55/11:05 12:15/12:30 11:35
小遠見山 → 地蔵の頭 → アルプス平 → ゴンドラとうみ駅 ⇒ 八方第3駐車場
【山行記録】
2日目は五竜岳に登り遠見尾根を下り五竜テレキャビンでとうみ駅に戻るコースを歩いてきた。 (日本百名山 53座目)
@ 五竜山荘 4:30 朝食後に登る予定だったが日の出を見ながら登ろうという事になり朝食前に五竜岳に登る。登りはじめて20分ほどで雲海の上に朝日が昇ってきた。 |
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一瞬だが五竜岳が朝日で焼けて見えた。こういう光景は初めてでした。今回の山行は昨日のブロッケン現象も体験でき自然の美しさを最認識することが出来た。三角形の鋭い岩峰のG0の基部を巻き露岩の斜面をペンキマークを目印に登る。一週間ほど前に男性が滑落したという場所を慎重に進む。G2を過ぎると山頂直下の岩壁を左から登ると鹿島槍ヶ岳への縦走路の分岐点に出た。 *G2のGはグラード(岩尾根の意味で五竜岳はG3です) |
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A 五竜岳山頂 5:30/5:35 登りはじめて1時間で山頂に到着した。山頂から剱岳が谷を挟んで真近に見える。来年はぜひ登りたい山です。 |
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山頂にて。雲一つ無い快晴で立山連峰から唐松岳、鹿島槍ヶ岳、針ノ木岳と大パノラマでした。 | |
朝日を受ける優美な双耳峰が美しい鹿島槍ヶ岳も目の前に聳え立っている。右が南峰で手前が北峰で五竜からの縦走路は北峰へ続く登山道が見渡せた。もう1泊して鹿島槍ヶ岳を登るコースを歩けたら最高ですね。 | |
見飽きぬ展望を楽しみ下山。五竜山荘まで45分で戻る。山荘の裏が白岳です。 | |
B 五竜山荘 6:20/7:20 山荘に戻り朝食を済ませ下山の準備をして山荘前で同行者と記念写真。五竜岳を朝飯前に登ったのであとは下山するだけとなり今日の行程が楽になった。 |
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山荘を後に遠見尾根分岐まで戻り道標に従い白岳の山頂まで5分ほど登り返し遠見尾根を下る。写真奥が唐松岳です。昨日は良く歩いてきたと感心しました。 | |
C 西遠見池 8:10 五竜山荘直下の雪渓脇はミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ、ハクサンフウロ、ウサギグサ、イワカガミなど高山植物が咲き乱れていた。西遠見山を少し下がると西遠見池がありまだ残雪が残っていた。ここから見る五竜岳も美しい。 |
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西遠見池から30分ほど下った所にあった池の水面に写る五竜岳 | |
C 地蔵の頭 10:35/10:40 大遠見山、中遠見山と登り返しながら下るコースは結構キツイ。小遠見山は巻き道で通過。この辺りまで下るとガスが湧き展望が出来なくなった。時々白馬鑓ヶ岳方面が見えた。観光客のざわめきが聞こえてきたら地蔵の頭に出た。この辺りはゴンドラで登ってくるハイカーや観光客で賑わっていた。 |
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D アルプス平 10:55 地蔵の頭からは白馬五竜アルプス山野草園の花を見ながら下るとテレキャビンのアルプス平駅にようやく到着した。ゴンドラ(片道860円)に乗り10分でとうみ駅に着きタクシーで八方第3駐車場に戻りみみずくの湯で2日間の疲れを取り、途中でタクシーの運転手に聞いた蕎麦を食べ帰路に着いた。念願の唐松・五竜を歩け久し振りに北アルプスの山岳展望を楽しみ、山での出会いと別れの楽しさを感じた山行だった。 |
日本百名山