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■ 山行記録

        南八ケ岳縦走    NO2    
 
 
 阿弥陀岳(2,805m)・赤岳(2,899m)・横岳(2,829m)・硫黄岳(2,760m)


@ 山小屋のの朝  

 朝4時に起床すると雲も切れ今日も晴れそうだ。東の空に太陽が昇ってきた、久し振りに日の出を楽しむ。眼下には雲海が広がっていて爽やかな朝となった。
A 赤岳展望荘 6:30

 展望荘は前回工事中だった食堂の改装も終りトイレも水洗でした。何処も立派な山小屋が多くなりましたね。6時前に朝食となり準備をし6時30分に出発した。今日のコースは横岳はクサリの連続となるが高度差はなく快適な登山が楽しめる。地蔵仏から望む赤岳は裏側と違った山容を見せてくれる好きなスポットだ。
 横岳は小ピークを登り返しながらの登山道でハシゴやクサリが続くが危険はない。振り返ると赤岳から続く森林限界を越えた稜線上の登山道が美しい。
  荒々しい岩稜の横岳。しかし登山道は整備され意外と歩きやすく山の醍醐味を満喫できる山です。
  同行の皆さんが歩く登山道の左側は切れ落ち眼下に行者小屋が見える。
B 三又峰(2,825m)   7:35

 杣添尾根コースが合流する三又峰。写真の奥に富士山が見えるはずが今日は霞んで見えませんでした。
 
 横岳からは赤岳、権現岳、阿弥陀岳の美しい山並みが望める.大好きな場所だ。
 横岳山頂手前の登山道。稜線上の緩やかな登りと開放的な展望に魅せられてしまいます。
C  横岳山頂 7:45/7:50

 横岳の最高峰は大権現(2,829m)で三又峰から10分で着く。大権現からは広い稜線を20分ほど歩くと奥の院に着く。ここに横岳の標識がある。横岳は南北に連なる岩峰群の総称です。奥の院からは最後のクサリとカニの横バイがあるが今はクサリの下に登山道が作られカニの横ばいを通らずに通過できる。
 
  横岳を過ぎるとなだらかな登山道となりなだらかな山頂を見せる硫黄岳は目の前だ。台座の頭を巻きながら歩く登山道の両斜面は一面コマクサが咲いていた、また花の終わったウルップソウがある。鞍部に硫黄岳山荘があり駒草神社がある山荘脇に高山植物の探勝路があり一周しながら花を楽しんだ。
D 硫黄岳山頂  9:10/9:20

 硫黄岳山荘からは岩だらけの登山道でガスの時の案内となるケルンがある。遠くから見ると緩やかな登りに見えたが結構きついが今日の山歩きで最後の登りだ。25分で山頂に着いた緩やかな山頂の先は爆裂火口壁が切り立っている。対照的な山だ眼下に本沢温泉が見え、目の前に天狗岳、その先に蓼科山が見える。
E 赤岩の頭  9:35/9:45

 硫黄岳からは夏沢峠から天狗岳への登山道が続く。山頂を後に白い砂地が広がる赤岩の頭に下る。ここが今日のコースで山岳展望を楽しめる最後の場所。赤岩の頭は硫黄岳登山コースの分岐点でオーレン小屋と赤岳鉱泉からのコースが合流する。
 ここから見る硫黄岳から硫黄岳山荘へのスカイラインも大好きなポイントだ。稜線を歩く登山者を見ると山歩きの楽しさ山岳風景の美しさが胸を打つ感動に心躍り山の魅力を再確認し、また山に登ろうと意欲が湧いてくる。ここからは樹林帯の道となり1時間30分ほどで赤岳鉱泉に着きここで昼食にした。赤岳鉱泉からは沢沿いの道、10ヶ所の橋を渡りながら下ると林道終点の堰堤広場に出た。ここから山小屋への荷揚げを若者がしていたご苦労様です。彼らのおかげで我々は楽しい山歩きが出来るのです。登山口の美濃戸までは林道をノンビリ歩いて40分で着いた。まだまだ登ってくる登山者がいました。 0

【記録】  

 下山後に原村の「もみの湯」に入り2日間の汗を流し帰路に着いた。2回同じコースを歩いたがやはり八ケ岳は素晴らしかった。今度は違うコースで歩いてみようかな。

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2日目     歩行時間 : 5時間10分   所要時間 : 6時間20分 

  6:30        7:35       7:45/7:50       8:30/8:45    9:10/9:20    9:35/9:45                              赤岳展望荘  →  三又峰  →  横岳(奥の院)  →  硫黄岳山荘  →   硫黄岳  →  赤岩の頭  → 

10:40/11:10    12:00       12:40           12:50
赤岳鉱泉  →  堰堤広場  →  美濃戸登山口  →  美濃戸山荘P